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融資は経営の命綱! 積極的に活用しよう!
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.755 10.3.29

緊急保証制度を活用して商売をつづけます
 民商のビラやDMハガキ・立て看板を見て、又、宣伝カーの音を聞いて・・・と融資の相談が相次いでいます。

自己破産から再起どうしても融資がほしい!
 政策金融公庫で断られたという建設業者の方は民商のビラを持参して相談に来られました。以前自己破産しているので無理かもしれないと言いながら、再起して頑張っているので融資をどうしても受けたいという希望でした。 民商は中小業者の要求の実現のため政府と交渉していること、その中で全国信用保証協会連合会では「自己破産して免責を受けた事案には求償権がなく」「残債があっても保証を断ることはしない」との確認をとっています。この方は民商に入会し融資を申し込むことにしました。

売上を伸ばすための融資をあきらめてたまるか!
 銀行で融資を断られたTさん(コンクリート圧送業)は10か月前に融資を受けたばかり、その資金で売上をのばし再度設備資金が必要になったので銀行に相談、申込金額も2・5倍になることや返済が1年も経っていないことを理由に融資を断られました。民商では設備することによって事業がどう好転するかなどの事業計画を作成、申込み金額が大きくなっても返済可能であることを明確にして申込みを行ない実行されました。
 融資を活かして商売を続けていく、まさしく融資は中小業者の命綱だということです。

金融円滑化法を活用して返済月額を3分の1に
 北支部の森さん(仮名)は、一昨年から仕事が激減し月約16万円の住宅ローンの返済が苦しくなってきました。長年少しずつ貯めていた預金を切り崩し何とか返済していましたが、2月班会の時、昨年に成立した金融円滑化法を活用し、住宅ローンの返済月額を減らせることを知りました。
 3月16日森さんは、民商の担当事務局と共に銀行と交渉し、申告書や収支計算書を提示し現在の実情を説明しました。3年間、利息分の月約5万円にと要望すると、銀行側は「森さんの現状はよく理解しました。前向きに検討します」と回答してくれました。
 森さんは「家を手放すことも考えたが、勇気を出し交渉して本当によかった。銀行の方も丁寧に対応してくれました。今、返済額が多く困っている人はどんどん金融円滑化法を活用してほしい」と語ってくれました。