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税務署員の交代を求めて3回目の請願書を提出
 前回の調査から2か月が経過しましたが、税務署から何の反応もありません。そのため、10月31日の朝、前回の申し入れの返事を聞くために税務署へ出向きました。その際、「私に対する税務調査を行う担当署員の交代を求めるとともに、統括官の同行もやめさせていただくことを求める請願書」を提出しました。
その内容は以下の通りです。

(1) 担当署員について
本年4月以降、主に私の調査を担当されていた署員が異動されたため、7月以降、私の調査担当者が交代されました。この方は調査発生時点から、異動された署員に同行して援助されていた署員であるため、私の調査の内容を最も知っておられる方であるため私の担当者になられることは自然なことと思っていました。ところが、①この間、異動された署員と行った「犯罪捜査的」な調査のやり方に対する反省がないばかりか、②自らは私の資料の集計を行っていないこと、それにもかかわらず点検や見直しの作業さえ行っていないことを認めたこと③私に対して、机を叩きながら自白を強要しておきながら、その事実を認めようとしないことが、7月19日、8月26日の調査の際の話し合いで明らかになりました。特に、(密室における)自白の強要については、刑事事件でも社会問題になるほどの事柄です。それが任意調査の場で行われたとしたら大問題であるとの認識を担当署員もおもちです。7月19日の調査の際、私が涙を流しながら事実を認めるように迫ると「記憶がない」と言いながら「そう感じておられるなら、当然、そういうことがあったのでしょう。」「そういう思いにさせたのなら謝ります。」と述べています。ほぼ、自白の強要事実を認めながら、その「事実」を再確認しようとすると「記憶がない」と逃げ回っています。私を「犯罪人」扱いしておきながら、自らの職務上の問題点について指摘されると、「自分がやっていない」とか「記憶がない」と言う職員に、私の調査を担当してほしくはありません。担当署員は私の顔を見て話をすることができません。そのため、担当署員の交代を要望いたします。

(2) 同行してきている統括官について
私は当初、「請願書」に対して誠実に対応するために統括官が同行されたと感謝すらしていました。今まで「犯罪人」のように扱われてきたことに対する謝罪もあり、要望に沿った形で調査が進展すると信じていました。私も自らの間違いについては、きちんと責任を取りたいと考えており、両者の思いが一致して、円滑に事が運ぶと思っていました。統括官は6月28日の冒頭、「(請願書の)中身は読ませてもらっている。内容については理解しているつもり。そういう形で進めさせてもらう。」「まとめるために(自分が)来た。」と言われました。私は、その言葉を信じました。ところが、今までの調査手法に対する謝罪はなく、それどころか、私が、担当署員に質問すると、担当署員が答える前に、ほとんど統括官が口を挟んで、担当署員に話をさせない場面が多発しました。そして、都合が悪くなると「自分は、その場にいなかったのでわからない」と逃げ回るのです。私は、二人に聞きました。「私の調査担当者は誰なのか」と。そうしたら、暫く、統括官は何も言えなくなりました。これでは「まとめに来た」ことにはなりません。現場を混乱させに来たといわれても弁解できない局面にあります。私は、私の調査に対して、統括官を同行させないように強く要望いたします。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.832 11.11.6

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