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吹田市に対して2011年度予算要望と施策改善に向けて要望書(その2))
Ⅰ 中小企業、中小業者施策の改善・充実に向けて
(5)中小企業・中小業者、経済団体の育成について
①「中小企業支援センター」(仮称)の設置を展望し、当面は、中小企業者が情報を受け相談でき、交流できる「場」を設置していただくこと。
②相談員については、経験豊かな人材を複数配置していただくこと。
③長期的な人材育成の観点から市が主催して経営塾を開催していただくこと。
④経済団体間の交流を企画するなど、経済団体が自主的・民主的に自らの組織を運営できる環境整備を行なっていただくこと。

(6)金融支援策の拡充について
①借入限度額の増額、返済期間の延長、創業支援分野への適用など吹田市融資制度の拡充を行なっていただくこと。
② 大阪府保証協会千里支所、日本政策金融公庫吹田支店、市内金融機関との日常的な連携を強め、定期的な懇談会を実施して、中小企業、中小業者支援を要請していただくこと。

(7)仕事起こし・官公需の充実について
①「物品」分野に続き、「工事」や「役務」の分野についても「市内業者優先発注」を決定し実行していただくこと。
②多くの市内中小企業者が官公需を受注することができるようにするため、徹底して分離分割発注を勧めていただくこと。
③「物品」分野の市内業者優先発注の実施に当たっては、より多くの市内中小企業者が受注の対象となる「仕組み」を構築していただくこと。
④市営住宅の建設や小中学校へのエアコンの設置に当たっては、すべてにわたって市内中小企業者が受注できるように特段の体制をとっていただくこと。
⑤「簡易な修繕」を発展させ現在439自治体が実施している「小規模工事契約者登録制度」を導入していただくこと。また、各部局における「修繕」や「簡易な工事」の実態(発注内容、発注先、金額等)を把握する体制を整えていただくこと。
⑥中小企業者の仕事起こし、地域経済振興策として期間を限定した住宅リフォーム助成制度を創設していただくこと。
⑦千葉県野田市の制度を参考にして「公契約条例」を制定していただくこと。下請業者や労働者の適正な作業報酬の確保は勿論のこと、「地域経済の循環と活性化」を図る観点からも検討していただくこと。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.784 10.11.8

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