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自覚を基礎とした自主的・民主的な組織建設を
 6月9日(木)吹田民主商工会第48回定期総会が開催されました。各支部から81名の代議員が出席しました。最初に吹田市産業振興条例が施行され実態調査が行われた事に対して行政に求める吹田市産業振興政策への提案2011年版を発表した経過を詳しく西尾事務局長から講演があり、その後に総会を行いました。来賓16名の方と各方面からのメッセージをいただきました。総会方針、決算、予算案、新役員体制の全ての項目が全会一致で採択されました。

今期の三役会体制(敬称略)
  会長 山口 正史
  副会長 土井 江・月田 桂一・桑島 靖雄・竹田 洋一・工藤 芳昭
  事務局長 西尾 栄一

参加いただいた来賓の皆さん(順不同・敬称略)
  大阪商工団体連合会 増田 孝博
  吹田市職員労働組合 丹羽野 和夫
  日本共産党 吹田摂津地区委員会 駒井 正男
  同 大阪府議会議員 曽呂利 邦雄
  同 吹田市議会議員
  倉沢 恵・村口 始・竹村 博之・
  柿原 真生・塩見 みゆき・玉井 美樹子・
  上垣 優子・山根 建人
  吹田労連 湯浅 智
  吹田生活と健康を守る会 今宮 洋子
  新日本婦人の会 吹田支部 平岡 つや子
  北大阪総合法律事務所 中西 基

祝電・メッセージを頂いた個人・団体(順不同・敬称略)
  吹田市長 井上 哲也
  吹田市 産業労働にぎわい部長 西山 均
  大阪府中小企業家同友会 吹田部会長 高木 学
  摂津民主商工会 茨木民主商工会 豊中民主商工会
  池田民主商工会 箕面民主商工会 高槻民主商工会
 
 5人の代表発言は総会方針案に沿った支部の活動や他団体との共闘行動が詳しく報告されました。代表発言の一部を紹介します。
会員中心の支部建設(中央支部 荒谷さん)
 私は役員になって2年目です。民商運動の中味は分かりません。今まで労働者で現在も労連の活動で忙しく両立は大変です。支部総会前に役員会で、会員の声が反映される支部活動、願いが叶うようにするにはと討議しました、手始めに支部主催のパソコン教室、秋には日帰り旅行を計画しています。
 会員さんのお店に飲みに行った時、会員さんから東日本大地震の支援をやりたい、ストリートライブをやろうと思っている、早速役員が手伝い毎月11日にサンクス広場でやることが決まり、ビラも印刷業の会員が手伝ってくれました。役員が自覚を持って取り組む活動が総会方針に書かれていてびっくりです。

他団体との共同行動(副会長 村上さん)
 私は吹田市の他団体との行動、吹田市の環境影響評価条例についてお話します。この条例は12年前に岸田市政の時にできた条例です。この条例を改正しようという動きがあり、今年の3月議会で改正案を成立させようという動きが一般紙に載ったんですね。私と山口会長と商団連の会長と訪問した時に、あなたたちはこれを知っているのか、こんな条例が吹田でできたら大変だと。条例の改正案では大型の店舗やスーパーを出店する時には事業の計画書を出してから着工まで最高3年間を1年半に、売場面積を5千平米から3万平米にという内容なんです。超大型のスーパーは今まで吹田ではなかなか進出されなかった。この条例で守られていた。由々しき問題だと捉えて、私たちは商店街などへ訪問し、皆さんに意見を聞いて回りました。皆さんやはり心配なさっているんです。議会や市長に要望書を出そうと働きかけました。商業団体へ何回も訪問し、民商さんはここまでやってくれるんかと、お言葉も頂きました。この一年間のホントに大きな取り組みであったんじゃないかなと私は思います。吹田市は3月の議会で撤回を表明しました。皆さんの声が届いたんですね、商工団体の皆さんが議会に申し入れたり、各団体が関係する市会議員や会派周りで、撤回に結び付いたと私は思います、ほんとによかった。政治的立場が違う団体とも同じ要求で団結したら、こういうことが実現できるんだと、本当に学びました。これからも、この人たちと一緒に、吹田の環境を守っていきたいなということを思っています。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.813 11.6.20

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