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日常の役員活動から相談が
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.772 10.8.6.
 北支部役員の村岡さんが、毎月の集金で訪問している太田さん(仮名)から相談を受けました。仕事が激減したことで住宅ローンが払えなくなっていると打ち明けられました。村岡さんは金融円滑化法で住宅ローンの条件変更がやりやすくなっていることや民商でも多くの会員さんがその制度を活用していることを丁寧に説明して「一度民商に相談してみたら」とアドバイスしました。
 7月29日に太田さんは民商に相談して、住宅ローンの問題をまず解決すること、さらに生活費の確保を重視して、国保料の減免や住民税の相談もすることにしました。午前中に相談しそのまま午後には、事務局と一緒に銀行へ相談に行きました。三つのローンのうち1つを相談し、自分の言葉で今の実情や、今後の計画を担当者に話しました。相談の結果、月々の支払いが約半分になりました。担当者は今後の収入に応じて、再度相談にできることも約束してくれました。そのあと太田さんは国保の減免相談会にも行き、国保料の減免と滞納している税金の相談などを市の職員と話し合い、太田さんは「家族の最低限の生活費を一番に考えることが大事だと再認識しました。最初は不安で仕方なかったのですが、自分で話していると勇気が出てきました。残りの二つのローンも自分で交渉します。」と決意されました。

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