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北海道帯広民商と交流
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.737 09.11.9
 10月30日の午後3時、北海道帯広民商から、志子田会長はじめ4名の皆さんが来所されました。昼間は三役が中心に吹田民商の「常在拡大」と「振興条例」取り組みについて交流し、夜は三役以外の役員や事務局も参加して、帯広民商の活動から学びました。

大地に根を張る班活動
 帯広民商の活動のエリアである十勝支所は岩手県くらいの広大な地域です。会員は1100名を越えており、支部は19支部で構成されています。
 吹田民商は会員間の「つながり」を大切にした業者運動を目指し、議論を深めていますが、帯広民商は班中心の活動が定着していました。108の班のうち、100の班で班長が選出され、商工新聞や会計などの係りが選出されています。支部は班の代表者が役員会を構成しています。毎月15日前に班会が一斉に行われ、そこに会費が持ち寄られます。役員中心に毎月班会を開催している班が21班もあり、会員同士のきずなを強める意識的な活動をしていることがわかりました。
 帯広民商の常任理事の山内さんは「仲間が元気に商売しているか」を確かめるために班会を開いていますと話され、帯広民商の班を中心とした組織活動は、広い地域だから寒い雪国だからできているわけではなく、仲間を思いやる心が基礎になっていることがよくわかりました。

役員が先頭に仲間増やし
 毎月6支部では、役員が中心になってなんでも相談会を開催しているそうです。この点も大いに参考になりました。
 拡大運動では、拡大推進委員会が中心的な役割を果たしています。昨年7月より各支部に依拠して「地域拡大運動」を拡大推進委員会と共同で開催しているそうです。

 条例推進の運動でも2007年4月に「帯広市中小企業振興条例」の制定後、4つの部会を持った「帯広市中小企業振興協議会」において「産業振興ビジョン」作りが行われました。ここには志子田会長も参加されたそうです。

 冬は雪深く、零下20度になることも。東西、南北、車で3時間の広大な地域で頑張っている帯広民商の戦闘性とヒューマニズムに大いに学ぶ交流会となりました。

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