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吹田市議会が国保料の値上げを容認
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.709より 09.4.6
 吹田市は3月市議会に国民健康保険料の値上げを提案していましたが、3月23日の福祉環境委員会、27日の本会議で日本共産党以外の全議員の賛成で承認され値上げが確定しました。民商は昨年秋から吹田社会保障推進協議会の一員として、値上げではなく1万円以上の値下げを求めて署名運動(15,665筆を市長に提出)に取り組んできました。この運動や交渉を通して値上げ幅を30%から17,5%に圧縮するところまで追い込みましたが、阪口市政の決断を覆すまでには至りませんでした。しかし、2月2日に開催された国保運営協議会における当局の諮問案が両論併記に近い形でまとめられた事はこの間の論戦と世論形成の到達点を反映するものです。答申の結果を受けて、当局が値上げ幅を再検討しなかった事は答申内容を無視したものであり問題です。開発に多額の税金をつぎ込みながら、どうして、あと6650万円の増額ができないのか住民の納得が得られるはずはありません。今後、保険料の徴収が強化され住民との摩擦が高まることが心配されます。
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