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会場の外まで溢れる参加者、増税阻止の決意固め合う
 4月12日に開催された「消費税大増税ストップ!4・12国民集会」には5000名以上が参加。全国から持ち寄られた署名は55万筆。大阪からは6万筆。力を合わせて消費税増税を阻止しようとの決意を固める集会となりました。
 大阪の民商から108名、吹田民商から7名が参加しました。新大阪駅に朝7時半に集合。山口会長が代表団を見送りに行きました。集会では、全国の中小業者を代表して藤井寺民商の原田会長が発言。大阪からの代表団20名も壇上に登壇しました。吹田民商の竹田さん、重さん、後藤さんも壇上に(写真)あがってアピールしました。集会では募金の訴えがあり、100万円を超える募金が集まったそうですこれに吹田からの参加者は感動。全国の連帯を感じたそうです。集会後、「なんでやねんコール」をしながら国会までデモ行進。街なかに大阪弁が響きわたり、道行く人が何人も振り向いてくれたそうです。足の不自由な江坂東支部の村山さんもデモに参加。約2キロの道のり全て歩いて吹田民商の仲間から喝さいを浴びました。村山さんは「みんなの代表だから歩き通す」と頑張ったそうです。
 その後、分担して、国会議員への要請行動を展開しました。入り口で厳重な身体検査を受け、荷物も調べられて、参加者一同ビックリ。あまりのものものしい雰囲気に国会を遠く感じたそうです。入るときには、顔写真を撮られながらインターホンで面会を要請。東京まで要請に来た人に会うことを断る国会議員がいることにもビックリ。そのような対応があちこちであり、署名を預からないように規制をかけている政党もあったようです。共産党の議員は請願への紹介議員を快諾。民主党では辻恵議員(大阪17区)が「反対の声を上げている。番号制も理解している」と回答。鈴木克昌議員(愛知14区)は「消費税は反対だが、番号制は賛成。」と回答しました。社民党の服部良一議員は紹介議員になってくれたそうです。
 国会議員要請を終えてゆっくりする余裕もなく東京駅へ。帰りの新幹線では、みんな疲れて眠っている人が多かったそうです。これだけの取り組みなのに報道したテレビやラジオ、大手新聞がないことに参加者一同「おかしい」と怒っていました。それでも、みんなが集めた署名を国会に届けたことに対する充実感、全国の仲間との連帯感、そして、増税阻止の決意を強くして帰ってきました。桑島さん、竹田さん、小川さん、重さん、児島さん、村山さん、後藤さん、本当にお疲れ様でした。吹田では12日夕方に、全国の集会に呼応して泉町のスーパー前で村上さんや本郷さんなどが街頭宣伝を行いました。
 一つの節目を成功させました。国会審議が始まります。増税阻止に力を合わせて運動しましょう。引き続き、署名を集めましょう。商工新聞を増やしましょう。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.854 12.4.23

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