第5回吹田民商税金研修会を開催! |
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1月16日(金)夜7時から本部で税金研修会が開催されました。税対部長の村上副会長の開会挨拶のあと、西尾局長から基調報告がありました。 基調報告の目的として次の3つの説明がありました。
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景気対策を進めるには、「政治の変革」が決定的に重要であり、その確かな展望が生まれていることに確信を持つ。 ②
この不況は、2010年まで続くといわれ、このような状況下であっても、税務行政は「調査」と「徴収」の体制を整備して中小業者に襲いかかってきている。今年の確定申告をどのように行うのか。 ③
「自己責任論」を克服・突破し、「共感」・「連帯」・「団結」の精神で「外」に向けた運動を、自分も民商も展開する決意を固めあう。 そして、世界の流れと日本の対応や、景気回復と内需拡大、税務行政の現状と対策など参加者全員が真剣に聞き入っていました。NT支部・支部長(拡大推進委員)の岡田さんは、先日、ドーンセンター(天満)で行われた大商連学習決起集会でも北摂ブロックの代表発言をされ、その発言を参加者の方に紹介されました。「こんな厳しい時代だからこそ、結びつきを強めよう。どんな明日であっても、必ず、明日はやってくる。がんばりましょう。」と、約3分間、大変熱いメッセージを感じました。 活発な分散会での話し合い。「勉強になるわー」 4つの分散会にわかれて、基調報告の感想を出し合い、今、税務署と闘っている山田さん(仮称)のことなどを話し合いました。 その一部を紹介します。 ○派遣が問題になっているが、テレビのインタビューでも、「自分が悪い」と言っていた人がいた。まさしく自己責任論がはびこっていると思った。妻もパートに出ていたが、物扱いで精神的につらかった。 ○自分の息子が派遣などの厳しい状況になったらどうなるだろうと思った。その息子が最近、派遣は駄目だと言い出した。政治が自分たちに密着していることをひしひしと感じた。 ○商売がうまくいかないのは、自分のやり方が悪い結果だと思ってしまうが、自己責任論を跳ね返し、民商運動を進める中で自分を磨き、成長したいと思う。 ○山田さん(仮称)の件に関しては、最後まで頑張らなあかんな! ○民商を知らない時に、山田さん(仮称)と同じように、税務署の言いなりに調査をされて、300万円ほど持っていかれました。今日のように学習することは大切だと思います。 閉会の挨拶で月田会長は、「人を助けるためにも自分を守るためにも、要求を実現させるためにも、もっと力をつけないといけない。そのために、もっと仲間を増やし、春の運動を成功させよう」とまとめられました。
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