もどる
(12.10.8)
税務署や市役所の文書は必ず読みましょう
 吹田市外在住の会員さんから立て続けに相談が寄せられました。大阪市に住む会員さんは住民税と国民年金の滞納相談で事務所へ。1期分の督促状とその1ヵ月後に届いた差押予告通知の意味を事務局から説明されてビックリ。すぐに梅田の市税事務所と区役所へ行くことにしました。二人目の会員さんは豊中市民。市役所からの国保料滞納に伴う差押予告通知をもらっていました。猶予期間は10日間。すぐに市役所へ行って、減免と分納の手続きをしました。住民票を吹田に移しました。3人目は摂津市在住の会員さん。国民健康保険料の滞納相談。前日に電話で市役所の職員と話をしていました。すぐに市役所へ行って分納金額を決めました。誓約書へサインしなければ正規保険証を渡さないとの対応に驚きました。それでもサインをせず次の短期証を郵送することを求めて帰ってきました。誓約書は不当ですが、摂津市は短期証の留置きはしていません。吹田民商は月1回、市役所や税務署との相談会を実施しています。市内の方、市外の方、社会保険料の相談も含めて気軽に声をかけてください。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.876 12.10.8

(12.10.8)
堺北民商と活動の原点深め合う交流会
 9月30日日曜日の朝10時から堺北民商と吹田民商との活動交流会が開催されました。堺北民商からの要請で実現したものです 。堺北民商からは12名、吹田民商からは10名が参加して朝10時から昼2時半まで交流しました。堺北民商からは事前に、商工新聞の配布体制や税務調査への対応、拡大運動、学習活動など11点にわたる質問が寄せられていました。当日は吹田民商の経験だけではなく、堺北民商の活動も報告していただいて交流しました。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.876 12.10.8

(12.9.24)
仲間の応援で本当に助かりました
 税務調査が終わった江坂西支部の木村さんより、今回の感想をお聞きしました。

 税務調査が来た時には、かなりビックリしました。それと親会社にも調査が入っていたことも思い浮かび、外注への支払いが多いため、売上に対して所得が低くなっていたことなど思い当たり、かなり不安になりました。ここ数年営業も厳しく調査は2回目でしたが、不安でした。そんななか、民商に電話をしてすぐに事務局員さんが駆けつけてくれたことや、江坂西支部の役員さんの支援が、不安の中でも本当に心強く感じました。なんとか頑張ろうという気持ちになれました。近所に住んでいた周りの会員さんとも知り合うことができ、応援もいただきました。税務調査は終わりましたが、民商の役員さん、会員さん、事務局員さん、それと妻の応援もあり、納得して終わることができました。今回のきっかけで、税金や営業、記帳のことも再勉強できました。本当に助かりました。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.874 12.9.24

(12.7.30)
住民税の相談ができてホっとしました
7月19日に住民税と固定資産税の減免・分納相談会を行いました。相談希望者の6名が参加しました。相談の前に打合せとして、 事務局から住民税と固定資産税の減免について制度の内容を説明し、現状の交流も行いました。自動車の整備と中古車販売を営業している方は、「ここ3ヵ月、本業の中古車販売で売上がない」と現状を話され、建設業の参加者からは「今年になってから仕事が減ってしまった。法人営業もしていたが、税理士に頼んで決算するような状況ではなくなった。いまは個人営業に切り替えた」もう一人の建設業の方は「今日は分納だけの相談をするつもりで来た。分納相談を以前もしていたが、厳しいこともあった。」と厳しい状況を交流しました。住民税の減免相談は市民税課の職員に対応していただきました。固定資産税については希望者が2名いましたが、減免規定に合わなかったため実現できませんでした。当初、分納だけでと考えていた参加者も住民税の減免相談を行いました。その方は「少し思うような相談になった」と相談の感想を出されていました。他の方々も「話がスムーズで丁寧な対応をしてくれた。」と感想を出されていました。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.867 12.7.30

(12.7.30)
吹田市契約検査室と懇談しました
 7月20日(金)、大竹室長をはじめ3名の方に対応して頂きました。民商からは、副会長の村上さん、桑島さん、理事の川中さん、事務局を含む7名が参加しました。(●は当局の見解の一部です)
① 官公需の地元中小業者優先発注の進展状況について
●極力、市内業者への優先発注を考えています。現在、価格だけの入札ではなく、府でも取り組んでいる総合評価方式を検討しています。
② 公契約条例検討の進展状況について
●最低賃金法との関係で、慎重に検討したいと思います。
③ 小規模工事希望者登録制度導入の進展状況について
●北摂7市のうち4市が実施しています。その辺も調べてみたいと思います。
 西尾事務局長からは、他府県の例も示しながら地域で経済が循環することの大切さが伝えられ、室長も、「循環することはいいことですね。」と共感されていました。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.867 12.7.30

(12.5.26)
千葉からはるばる産業政策視察に
 5月22日に千葉県船橋市から日本共産党の市議会議員と県議会議員の5名のみなさんが、吹田民商の商工政策視察に来られました。吹田民商からは副会長2名、事務局3名が対応しました。事前にいただいていた質問事項に、西尾常務理事が資料を使いながら回答していきました。説明の後の意見交流では、条例制定の過程で当局と商工会議所と民商が話し合いながら意見調整して策定した過程が素晴らしいと感想をいただきました。また、企業の市外移転をとめた事例や、吹田市の団体補助金の市内業者優先発注の通知などについて、さらに詳しく聞かせてほしいなどの質問もありました。また、「住宅リフォーム助成制度」についても意見交換があり、船橋市では今年初めて実現したことを紹介されていました。視察はおよそ2時間で終了し、互いに感謝の言葉を交わしました。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.858 12.5.26

 (12.4.2)
吹田市議会が「消費税増税に反対する意見書」を可決
 吹田市議会は3月26日、吹田民商が提出した「消費税増税に反対する意見書」を賛成多数で可決しました。反対したのは民主党会派の5名のみでした。民商は3月8日に市議会各会派に要請するとともに、3月9日には木村議長に面会して要請。その後、各支部が市会議員の事務所や自宅へ訪問して意見書への賛同を呼びかけてきました。「意見書」は、民商が提出した案文に「今の時点では」という表現が加筆されて「今の時点では消費税増税は行わないよう強く要望する」となり、賛成多数で可決されました。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.851 12.4.2

 (11.10.22)
民商で良かった  本当に助かりました!  国税・住民税・国保の減免・分納相談会
飲食業 Aさん
東日本大震災以降売上が急激に落ちてしまいました。先月までなんとか頑張って消費税の分納金額を払ってきました。税務署でAさんは実情を真剣に訴えました。
経費節減の努力をしてきたが、それも限界に達したので消費税の再分納にきたことを話しました。Aさんは「要望どおり、再分納が認められたので、これで商売に取り組めます」と喜んでいました。

サービス業 Bさん
 国民健康保険料で平成17年度からの滞納があり、どうしようかと悩んでいました。民商の相談会に参加して、商売の実情など話をして、減免されました。本当に助かりました。これで分割納付をしていても先が見えてきました。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.830 11.10.24

 (11.8.22)
吹田民商の要望が実る 吹田市融資制度が拡充されました!
 下記のように吹田市の融資制度が拡充され、借りやすくなりました。大いに利用しましょう。

   ■貸付限度額  600万円→ 1000万円
   ■返済期限    4年    → 7年
 これは民商が長年、要望をしてきたもので、今年、「吹田市産業振興政策への提案2011年版」でも提案をしてきたものです。

(11.6.13)
良かったことは、人にも勧めよう!
 5月の末に山田支部の会員さんの紹介で入会された藤原さん(不動産業)は、5月の法人申告を前にして、申告書の書き方がわからないと民商に入会。一緒に伝票や帳簿を整理し、申告書を書きあげ、無事申告を終える事ができました。そのことがとてもうれしくて、同業者の方に民商のことを話しました。その方も申告のことで悩みを抱えておられました。これまで、税理士についていました。節税の方法についていろいろ教えてくれましたが、税理士費用に疑問を持ち、「何のための節税やったんやろ」と思っていたところへ藤原さんから民商の話があり、入会されました。

 (11.2.7)
長野県上田市の市会議員が産業振興条例で吹田民商を視察
 1月25日朝10時過ぎ、長野県上田市の共産党市会議員団4名が産業振興条例について、吹田民商の取り組み状況を視察したいと来所されました。山口会長、西尾局長、村口吹田市会議員の3名が応対しました。事前に3つの質問(①条例に民商としてどう関わってきたか ②条例の特徴、意義さらにその役割が発揮されているか ③行政への要望、民商としての独自の取り組み)をいただいていたので、それに沿って回答しながら懇談しました。

 (10.10.25)
まさかと思って、かけた電話で住宅ローン金利が引き下げられた!
金融円滑化法を活用する
 日本銀行が政策金利を0%に引き下げたことで銀行が資金調達しやすくなる状況から住宅ローン獲得の競争がさらに激烈になることが必至です。吹田民商では、9月20日号の「電話一本で住宅ローン金利引き下げ」の記事が掲載された商工新聞とビラをセットして配布、会内にも「気軽に電話して要望しよう」と訴えてきたところ、成果が続々と報告されています。

本当に下がった嬉しい  中央支部 Fさん(飲食業)
 Fさんは、民商からの話を半信半疑で聞いていましたが、とにかく電話をしてみようと銀行に要求しました。担当者は上司と相談してみますと返事。後日、電話がかかってきて「引き下げますから手続きに来て下さい」と連絡がありました。
 Fさんは売上の減少で商売のことや資金繰りで気持ちが滅入っていましたが、気持ちが前向きになれました。商工新聞は、本当に役に立つ新聞ですね。知っている人にもぜひ読んでもらいたいと拡大の約束もして頂きました。

商工新聞はすごい。よく読んでいて良かった  千里丘支部 中本さん(理容業)
 中本さんはこれまで理容店を2店舗展開してきましたが、この大不況の中、売上が激減し1店舗に縮小して、経費もいろいろな観点で見直しをしてきました。そんな中で、商工新聞で「電話一本で、金利が下がる」という記事を目にして、これだと思い、
 銀行に電話をかけました。担当者からすぐに「分かりました。1%の引き下げをしましょう。」と返事が返ってきました。その日のうちに担当者が必要書類を持って来てくれましたが、もう少し下がらないかと話したところ、「下げられると思いますが、上司と相談します」とのことでした。 金利が1%以上下がることになって、本当に助かりました。

ローンの返済が楽になって良かった  片山支部 森根さん
 今年に入ってから仕事も激減し、売上も昨年の半分以下に落ち込みました。
 毎月の住宅ローンの支払い10万5千円が大きな負担でしたが、遅れることなく払ってきました。
 しかし、これから先の営業や暮らしのことを考えると、ローンの返済を減らしたいと考えていました。
 そんな時、銀行と話し合い、毎月の返済額を減らした会員さんが何人かいるとの話を事務局から聞きました。さっそく、銀行に話し合いをする日を決め、商工新聞も読みなおしました。自分としては3年間、できることなら利息のみの返済にしたいと思っていました。
 当日「金融円滑化法を活用して、返済の条件を変更したい」と伝えました。銀行の方が話をよく聞いてくれて「とりあえず1年間、利息のみの返済にして、1年後に、その時にあった返済条件を話し合いましょう」となりました。優遇金利が適用できなくなるので月8千円、利息が高くなりますが、それでも月2万円の返済になります。本当に良かったです。

迷っていないでやってみよう!
 金融円滑化法を受け銀行は顧客に対する「説明責任」が求められています。
 納得できるまで引き下げられない理由、なぜ最大幅まで下がらないのか説明を求めていくことが大事です。

 (10.10.4)
好評を博したくらしと商売に役立つ法律講座
 9月24日(金)夜に相続・遺言の法律講座が吹田市民会館で開かれました。
 会場の椅子が足らなくなるくらい盛況で、参加者は弁護士の話に聞き入っていました。講座の内容を相談者と弁護士の相談活動の実践形式で演じ、わかりやすい工夫もなされていました。参加者からは遺言についてや遺産分割の方法、借金などの負債があった場合の相続はどうなるのかなど、次から次と質問が相次ぎ、関心の高さを示していました。
 高齢者の方は、自筆証書遺言を書いてあるが、それが有効かどうかがこの講座で確認できてよかったと喜んでいました。
 この講座は吹田民商と北大阪総合法律事務所が共催でくらしと商売に役立つことを目的に開催したものです。次回(10月29日(金)夜7時半・吹田市民会館)は「交通事故」の法律問題です。
 相談活動は民商の真骨頂の活動で支部のなんでも相談活動に役立ちます。積極的に参加しましょう。

 (10.5.10)
「もっと早く相談すれば良かった」との相談者の声
最後のチャンスと思って相談! 私にもできて自信がついた!
 不況で売上げが減少し、このままでは店を閉めるしかないと思っていました。最後にもう一度頑張ってみようと緊急融資の相談をしました。昨年、政策金融公庫に申込んだ時は面接で思うようにいかず失敗しました。民商で面接での心構えや、申込みの仕方など総合的にアドバイスしてもらいました。今後の記帳の仕方や経営の相談もできて心強い味方ができたと喜んでいます。 (飲食業・50歳・五月が丘)

住宅ローン返済が利息のみに!
 毎月の住宅ローンの返済が約16万円。なんとか頑張って払ってきましたが、売上の減少で大変厳しくなり、民商といっしょに銀行に行きました。当分の間、利息のみの返済となり安心しました。 (山田東・建設業)

突然のケガ、突然の生活危機
 ケガをして長期仕事ができなくなりました。今後の生活や、国保料、住民税のことが気になって夜も眠れなくなりました。民商といっしょに市役所の国保課や納税課で現状を伝え、仕事に復帰して落ち着くまで、払える金額で分納することになりました。当面の生活は、生活保護の申請も検討することになりました。相談して本当に良かったです。 (建築業・63歳・千里丘)

一括ではとても払えない消費税
 消費税の申告はしたものの、その高い税額はとても一括では払えません。民商といっしょに税務署に話し合いに行きました。実情を伝え、払える金額での分納にすることができました。ホッとしました。 (リサイクル業・47歳・山田南)

私にも法人税決算ができた
 私は飲食業を経営し、今まで税理士さんに任せきりでした。民商に入会し、自主計算教室に参加して自分に合ったやり方が見つかりました。私はパソコン記帳を選び、仕分け入力も覚えました。少しずつ経営状態を把握できるようになり、さっそく無駄な仕入れや経費を見つけて削減することができました。私にもできると自信がつきました。 (飲食業・38歳・穂波町)

 (10.3.29)
民商に入ってよかった!
江坂東支部 山本さん(ビデオ販売)
 昨年、ビデオ販売の店を開店し、知人のすすめで民商に入会しました。今回始めての行動に参加し、みんなの力を合わせて行進していく姿を見て、団結の大切さが分かった気がしました。これからも、いろんな事を一つ一つ勉強しながら、商売に生かしていきたいと思います。

山田支部 田尻さん(飲食店)
 今まで税理士に任せ切りで内情は何も聞いてもらえず、自分のことを何も言えませんでした。民商は自分の気持ちを分かってくれる所でした。制度の事も丁寧に教えていただきました。3・13のデモにも参加し、すごい団結力を感じました。今後ともいろんな事を相談していきたいと思います。もっと早く民商に相談していたらと涙が出ました。初めて家族以外に頼れる人達ができました。

江坂東支部 荒木さん(精肉販売)
 3・13の統一行動には民商を紹介してもらった文野さんと一緒に参加しました。集会に集まる人の多さにはビックリしました。今月入会したばかりで分からないことが多いのですが、民商のいい先輩の文野さんが隣にいるので、色々と教わりながら頑張ります。

 (10.2.22)
民商に入ってよかった!
西宮 秀史(江坂東支部)  ミスタームシパン・豊津店
住所・吹田市垂水町2‐1‐5  ☎ ・06‐6318‐5865
 会社員からムシパン専門店への転職。確定申告の知識がなく、「焦り」を感じて民商ホームページの「助け合い」にすがる思いで相談に駆け込みました。翌日、すぐに事務局の方が来店され、あわせて、国民健康保険料の減免の相談会にも参加させていただくことになりました。減免申請もとおり、行政に相談、交渉することの大切さを感じました。
 また、税金の学習会にも参加して、多くのことを学ぶことができ、ご来店されるお客様に元気な笑顔で還元させて頂いております。お近くに来られた際には、ぜひ、お立ち寄りください。

 (10.2.1)
安心・親切・丁寧な民商へ相談 困難を突破!
●税金滞納でも融資実現!
昨年3月に保証協会に融資を申し込みましたが、「税金の滞納があるため」と断られました。民商で再度申し込んで、話し合いをすすめ、商工新聞に掲載されている全国の経験を示し、「滞納があることで一律に融資を断ることはおかしい。」と訴えました。
 数日後、融資が実現しました。3月のときは話すら充分に聞いてもらえなかったのに、入会後は丁寧に対応してもらいました。あきらめないで良かったと実感しています。
(建設業・49歳・2009年11月入会)

●売掛金差押えを解除できた!
払いたくても払えなかった消費税。滞納が続き、税務署から売掛金を差押えられました。民商で実情を説明すると、親切に対応してもらい、さっそく次の日に一緒に税務署に話し合いに行くことになりました。税務署で実情を訴え、差押えを解除することができて本当に喜んでいます。民商がそばにいるだけで対応の違いを感じました。
 今は、経営を立て直すために緊急融資の申し込みでアドバイスをいただき、自分で記帳・決算をすることで、経営の見直しと経費の削減に取り組んでいます。
(飲食業・60歳・2010年1月入会)
●所得税・消費税納税の申告!
 独立して営業活動を続けてきましたが、所得税や消費税の申告が初めてで、いろんな方の話も聞きましたが、実務や費用のことでなかなか自分にあったものが見つかりませんでした。友人から民商をすすめられて話を聞き、「自主記帳・自主申告」の民商が自分にピッタリだと思いました。
 消費税の仕組みもよくわかりました。今は、売上や経費の月別集計表を作成しています。2月には確定申告も出来上がる予定です。
(小売業・48歳・2010年1月入会)


ページトップへ

 (10.1.23)
2人の夢実現めざします
株式会社エリアライズジャパン 戸川博一さん(36)
訪問介護「ひなた」 戸川恵理子さん(35)
=吹田市 2009年11月入会
 あったかみある、人間味ある仕事をしたいと夫婦で話し合ってきて、2年がかりの夢が実現しました。開業資金を政策金融公庫に申し込んだものの断られて、どうしようかと悩んでいたところ、親が自宅に入った民商のビラを持ってきてくれました。「商売への意気込みを」というアドバイスもあり同公庫に2回目の挑戦、減額はありましたが1回目の申し込み額を上回る決定で、年末の資金繰りに一息つきました。民商がそばにいるだけで、対応のちがいを感じます。「中小業者が力を合わせてがんばっていこう」という民商の考え方は自分たちの思いです。今後、福祉全般に事業を広げて地域で信頼をもたれる会社にしたいです。

安心して相談できる場所があった
●もっと早く相談すればよかった
 迷っていたところ友人から民商のことを聞き、帳面のつけ方などわかりやすく教えてもらいました。自分ですることで、経費の使い過ぎや、仕入のバランスなど、良く分かるようになりました。パソコン記帳にも挑戦してみたいと思っています。 (五月が丘・飲食業・田坂)

●国保
売上が激減し、市役所で実情を話しました。減免をしても払える金額にはならず、分納で払っていくようになりました。あきらめずに相談して良かったです。(サービス業・40歳代)

●住民税
仕事が急激に減っています。今回、減免申請をして、滞納になっていた住民税の7割がなくなりました。商売が大変な時だけに大助かりです。(建設業・70歳代)

●サラ金
特定調停で620万円あった借金が350万円に、毎月の支払いも24万円が8万8千円になりました。離婚を考えたこともありましたが仲間の励ましで、夫婦で乗り越えることができました。(建設業・30歳代)

●税務調査
約2時間、帳面や資料を調べられた後、それを全部持ち帰られました。不安になり数日後、民商に入会して調査の実情や納税者の権利を学び、本当に心強く思いました。納得のいく調査結果に満足しています。(建設業・50歳代)
●国保
*吹田市と話し合って確認した内容
 ・現在分納中の市民も減免基準に基づき減免を行ない、その後、分納相談を受ける。
 ・学齢期の子どもや高齢者には「資格証」を発行しない。 など。

●「納税の猶予」申請
*2008年から税務署に5名、認めさせる。
 ・税金を2か月滞納すると14.6%の延滞税が加算されますが、「納税の猶予」が認められれば、4%台に下がります。

●市役所納税課
*2008年9月の話し合いでの回答
 ・「分納相談に来られた日から利息はいただきません」 と回答。滞納がある場合は一日も早く相談に行きましょう。
●サラ金被害・過払い返還
*この間、過払い金を取り戻した会員
Yさん(飲食業) 2社 2.060.000円
Bさん(建設業) 1社 1.800.000円
Iさん(会社員) 4社 2.611.000円
Fさん(サービス) 1社 600.000円
ページトップへ

 (09.12)
安心して相談できる場所があった!
●任意整理をしても融資は実行できる  (不動産・50歳)
銀行に融資を申し込みましたが、任意整理をしてまだ、5年が過ぎていないという理由で断られました。「過去に任意整理をしても、融資を実行された方がいる」ことを聞き、再度、挑戦しようと思いました。あきらめないで挑戦する気持ちになりました。

●自分で申告ができるなんて思ってもみなかった  (小売業・58歳)
民商の自主記帳・自主申告の話を聞いて、これなら自分にもできると思いました。領収書などの整理の仕方や、集計表の書き方など丁寧に教えてもらい、3月の申告の準備を始めています。
吹田市産業労働室が実態調査
吹田民商では、7月に吹田市役所産業労働室に対して「原油・資材の異常高騰に対する緊急対策を求める要望書」を提出。産業労働室はアンケートによる実態調査を約束。また、この間の話し合いで、融資の際の保証料・利子補給の検討、申込者のその後の状況について把握することを検討するとのことでした。(中間報告の一部をご紹介します)
●仕入単価・昨年の8月期と比較して(回答数207人)   
上昇 126 60.8%
横ばい 37 17.8%
下降 44 21.2%
●販売単価・昨年の8月期と比較して(回答数207人)
上昇 26 13.0%
横ばい 79 38.1%
下降 93 46.7%
●売上高・昨年の8月期と比較して(回答数220人)
増加 8 3.7%
横ばい 38 16.7%
減少 171 79.5%
●仕入単価の上昇を販売価格に転嫁できているか(回答数202人)
ほぼできている 8 3.5%
一部できている 47 23.1%
ほとんどできていない 147 73.3%
ページトップへ

  (09.11.25)
ひとりで悩まず、みんなで力をよせあって!
11月2日 
国保・住民税・国税の相談日に15名
借金がこんなに減るなんて、
人間らしい生活を取り戻した!
○田中さん(仮名・飲食業)は大阪市内で経営していたお店を廃業しました。今、吹田市で知人のお店のスペースを夜だけ借りて営業を始めています。ところが、吹田市から住民税滞納による「差押え予告通知」が届き、びっくりして相談日にかけつけました。市の職員に実情を話して、来年3月まで様子を見ることになり、差押え予告も解除されました。「本当に助かりました。ほったらかしにするのが一番ダメですね。今度からは、すぐに相談するようにします」と話されていました。
○鈴木さん(仮名・防水業)は、税務署からの「差押え予告通知」が届きました。約束していた分納の期日に少し遅れてしまったためです。再度、税務署で実情を話し、これまでと同じ納付書をもらい、差押え予告も解除させました。
○国保や住民税の減免・分納相談でも、それぞれの会員が職員に実情を話して、納得のいく結果になりました。
 毎月のサラ金の返済ができなくなった島さん(仮名・建設業)は、商工ローン・サラ金・クレジットの被害者をなくす吹田市民の会「さざなみ」の相談会に参加しました。借入先と返済額などを整理し、自分自身を見つめ直すことから始めました。サラ金業者には開示請求をし、利息を見直して本来の借入残高を正確につかみました。島さんは想像以上に借金が減ってビックリ! 特定調停を申し立てて、自分自身の納得のいく金額を払っていくことになりそうです。返済のことばかりを考えていた以前の生活とは全く違い、入間らしさを取り戻しました。

●安心して年を越したい (飲食業・57歳)
 365日休まず、6年間営業を続けてきました。それでも、年々売上が減少しています。友人が、税金の悩みを解決したと聞いていたので、私も民商に「資金繰り」の相談をすることにしました。緊急融資の制度を教えてもらい、書類作成も親切にアドバイスをしてもらいました。市役所の認定をもらうことができ、今、保証協会への提出書類の準備をすすめています。融資実現の希望がでて、うれしく思っています。

●税金滞納をなんとかしたい (建設業・49歳)
 「ひとりで悩まず民商に相談」と書かれていたビラを思い出しました。昨年受けた税務調査で滞納していた税金もふくれあがり、どうすればいいか相談しました。延滞税を少なくできる「納税の猶予」の制度があることもわかりました。また、融資の実現も可能性があることがわかりました。もっと早く相談すれば良かったと思いました。

●ヤミ金の脅迫に自殺も考えた (サービス業・41歳)
 3万円の借金が2か月で13件140万円にもなりました。返済の1週間前と前日に電話が入り、当日には返済する口座の指定がされます。少しでも遅れるとすごい脅しが始ります。家族や両親、友人にも電話が入り、「払え!」と脅されるのです。自殺も考えましたが、民商の会員さんに紹介されて相談し、すぐに、一緒に警察へ行きました。今、やっと平穏な生活をとりもどしつつあります。

●勝手な銀行調査、それが普通と思っていた (電気工事業・51歳)
 突然、自宅に署員が来て、「通帳はありますか。」と質問しました。「今、ここにはありません。」と答えると、「わかりました。こちらで調べます。」とそのまま帰り、2つの取引銀行を調査されました。民商に入会し、本来、そんなに簡単に銀行調査をすることがいけないことを知りました。その後、署員とは対等の立場で話し合い納得のいく結果になって満足しています。

●申告準備も民商で安心 (小売業・38歳)
 日々の帳面がなかなかつけれず、毎年、ほったらかしにしていました。民商のアドバイスで自分にあった記帳ができるようになり、確定申告も1月には出来上がるようになりました。
ページトップへ

 (09.11.25)
「拡大運動」と「産業振興条例」で全国から注目
 吹田民商は、この9月以降急に、「拡大運動」と「産業振興条例」の件で全国から注目を浴びるようになりました。帯広民商の役員さんと事務局の皆さん4名が吹田民商に交流を目的にして来所されたのもその一つです。
拡大運動では、9月13日に東京で開催された「全商連拡大運動全国交流会」で西尾事務局長が、6名の代表の一人として代表発言しました。この内容は「報告・発言集」にまとめられています。その後、10月17日から18日にかけて開催された全国会長会議でも山口会長が、全商連の要請を受けて12の民商の会長の一人として代表発言しました。会議では「吹田」「吹田」と何度も名前を呼ばれたそうです。11月14日から15日にかけて開催された大商連の拡大交流会では商工新聞読者拡大で4年以上の連続拡大を実践している住吉民商と一緒に吹田民商の拡大運動が大きく取り上げられました。
「産業振興条例」では、10月10日に枚方交野民商の学習会に参加しました。11月1日には全国商工交流会の地域経済の分科会で報告を要請されました。休憩中にも多くの質問がありました。11月28日から大阪市内で開催される「第7回中小企業のまち民間サミット」でも発言を要請されています。吹田民商の提案活動や、条例制定時の民主的な運営、条例のもつ先駆性などが評価の対象になっているようです。

  (09.10.24)
ひとりで悩まず、みんなで力をよせあって!
◆労働保険特別加入を掛けていて良かった
管工事業(仮名 高田さん)
 私は40年近く配管工事に携わってきました。今年4月に体調を壊し病院で診察してもらうと医者からすぐに大きい病院で検査を受けるように言われ、紹介状を書いてもらい、検査を受けると即入院と診断されました。肺の中が真っ白になっていて「中皮腫」と診断されました。
 長年配管工事でアスベストを吸っていた事が原因でこんな病気になるとは考えもしなかったことで、仕事のことを考え一日も早く元気になりたいと思いました、お医者さんから、なかなか認定されないかもしれないがアスベストが原因だから労災申請をすると治療費が助かると妻が聞き、早速、民商に相談すると長年特別加入しているので申請しましょうと申請用紙の書き方や申請の仕方を教えてもらいながら労働基準監督署に書類を提出しました。提出した後も、配管工事をいつごろからどのようにしていたかを証明してくれる人を探すのが大変でした。今までの得意先が廃業したり亡くなっていたりして苦労しましたが証明してくれる人が見つかり、3か月後に認定が下り良かったと喜んでいます。政府がアスベストの害を知りながら建設資材に使用を認めていたことが今日のアスベスト被害を広げる原因だと考えると腹立たしいです。
◆営業しながら生活保護受給決定!
文化教室(仮名 鈴木さん)
 今年の春に融資の相談で入会しましたが、私の場合、借金の返済を止めて、特定調停をした方がいいことを教えてもらいました。さっそく、「さざなみ」の相談会に参加し、その手続きを進める中で、家計表を作成しました。相談員の方から事業用の集計表と家計表から判断するかぎり、今、生活していくことの方が大切だと、アドバイスをもら
い、生活保護を申請することにしました。
 営業をしながら申請できるのか不安もありましたが、市役所に行って説明を受けました。たくさんの申請用紙や用意するものなど、まわりの方に力を借りながら後日、申請することができました。営業を続けながらしばらく様子をみて、また、今後の受給を話し合うごとになりましたが、とにかく受給が決定して本当に助かりました。民商を知り「さざなみ」と出会っていなければ、ここまでできなかったと思います。本当にありがとうございました。
融資・税務調査・国保料・所得税・消費税・経営のこと・くらしのこと
「なんとかしたい!」の思いを民商で実現!
●産業振興条例具体化に向けて
 吹田民商が十数年にわたって要望してきた次田市産業振興条例が制定されて、産業労働政策が進み始め、各種の実態調査が実施・計画されています。条例の具体的な施策を考える部会には吹田民商からも9名の代表が参加して、他の委員の皆さんと一緒に中小業者を応援する施策になるよう頑張っています。
●断られた融資が一転! 実現に!
 日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)から借入れを断られたと相談がありました。本人とともに公庫と交渉。公庫が断った理由を詳しく聞いてから再度申し込みました。後日社長さんは民商の事務所に来て「融資が全額おりることになりました」と喜んでおられました。
●入院医療費が免除され一安心
 病気のため入院、退院しても長期リハビリが必要で年内は仕事ができないと言われた飲食店の会員さん。民商の仲間とともに市役所で今の生活実態を訴え、医療費の免除申請を受理してもらえました。また、日本政策金融公庫への返済も年内は利息だけの支払いにすることができました。
●税務調査、廃業、「滞納処分の執行停止」を要請
 昨年8月に仕事が激減しているなか人権無視の税務調査を受け、払いきれない税額を負ってしまった製造業の方は、今年に入っても仕事が確保できず廃業を余儀なくされました。吹田民商では本人とともに、納税が全くできなくなってしまった場合、納税の義務がなくなる「滞納処分の執行停止」に認定するよう要望しました。3年間かかりますが、本人と認定されるまで頑張ることにしています。
ページトップへ

  (09.10)
●国保料が高くて困っていました。友人に民商を紹介してもらって、地域での学習会に参加しました。今の国保行政の状況や、減免制度の話を聞いて、いろいろと勉強になりました。
 国保相談会当日は、今の営業と暮らしの実態を職員の方に伝え、なんとか払っていける保険料になって安心しています。相談して本当に良かったです。(防水業・山田北・52歳)

●私でも緊急融資が受けられるのか、市役所の認定書類の書き方や、必要書類のことなど、どうすればいいのか丁寧に教えてもらって認定を受けました。保証協会に申し込みする時にも、売上や経費などの整理の仕方や、貸借対照表などの書き方もアドバイスしてもらいました。そして、希望金額の融資を受けることができて喜んでいます。今では、その時に使った民商の帳面で記帳もして、助かっています。(飲食業・五月丘南・田端さん・27歳)

●所得税の分納相談に行くと、署員に「今頃、相談に来られても・・。」と言われました。払う意思があって、相談しているのにびっくりしました。「納税者の実情を聞いて対応する。」ことを民商で学習していたので、「話を聞いてほしい。」と訴えました。その後、納得のいく分納金額になり、これで払っていけると安心しました。(運送業・千里丘・41歳)
ページトップへ

  (09.3.30)
民商に入ってよかった!
創庫生活館 吹田山田南店 (リサイクルショップ)   尾崎一郎さん
 今、元気に商売続けるために 融資の手続きをすすめています
 昨年の12月に、近所の会員の方の紹介で民商に入会しました。従業員の源泉や、所得税・消費税の申告、国民健康保険など、いろいろ相談にのってもらいました。国保は今の生活の実情を職員の方に説明し、減免・分納で対応してもらいました。払える金額になってホッとしました。申告は、事務局の方に「ここまで数字を出せているなら、すぐに自分でできますよ。」の一言に勇気づけられて、初めて申告書をつくり、高い税理士費用を削減することができました。班会には1回の参加で終わりませんでしたが、自分でもできると自信がつきました。
 今は、その数字をもとに融資の手続きをすすめています。先日、市役所の認定書ももらい、あとは保証協会に申し込み用紙を提出すればいいところまできて喜んでいます。
 私たちのお店は、イズミヤから樫切山の交差点に行くまでのところにあり、地域密着・親切・丁寧を心がけて商売をしています。安くていい商品もたくさん揃えています。引き取りも連絡をいただければお伺いします。まだ、入会して3か月、わからないこともいっぱいありますがよろしくお願いします。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.708より 09.3.30
ページトップへ

  (08.2.22)
民商に入ってよかった!
「ほんとに 助かりました」
元会員のTさんは、娘夫婦(防水業)の国保科と住民税が高くて困っており、「なんとかなりませんか…助けてほしい」と連絡をくれました。入会して、早速、国保・住民税の相談会に参加して方向性が定まりました。
 また、以前他市で暮らしていた頃に滞納していた国保科が払いたくても払えず、とうとう、「このままでは差押え…」という通知が送られてきました。現地の市役所に交渉に行って実情を訴え、約1時間の交渉の末、納得のいく結果が得られ、「ほんとに助かりました。この前、言われていた仲間づくりの大切さがわかりました」と感謝されていました。帰りの車の中では「昨年、スナックを開業した人に声をかけてみます」「ビラまきやったら、いつでもしますよ」など仲間づくりの話でもりあがりました。
08.2.22更新
ページトップへ

もどる