◆労働保険特別加入を掛けていて良かった |
管工事業(仮名 高田さん) |
私は40年近く配管工事に携わってきました。今年4月に体調を壊し病院で診察してもらうと医者からすぐに大きい病院で検査を受けるように言われ、紹介状を書いてもらい、検査を受けると即入院と診断されました。肺の中が真っ白になっていて「中皮腫」と診断されました。
長年配管工事でアスベストを吸っていた事が原因でこんな病気になるとは考えもしなかったことで、仕事のことを考え一日も早く元気になりたいと思いました、お医者さんから、なかなか認定されないかもしれないがアスベストが原因だから労災申請をすると治療費が助かると妻が聞き、早速、民商に相談すると長年特別加入しているので申請しましょうと申請用紙の書き方や申請の仕方を教えてもらいながら労働基準監督署に書類を提出しました。提出した後も、配管工事をいつごろからどのようにしていたかを証明してくれる人を探すのが大変でした。今までの得意先が廃業したり亡くなっていたりして苦労しましたが証明してくれる人が見つかり、3か月後に認定が下り良かったと喜んでいます。政府がアスベストの害を知りながら建設資材に使用を認めていたことが今日のアスベスト被害を広げる原因だと考えると腹立たしいです。 |
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◆営業しながら生活保護受給決定! |
文化教室(仮名 鈴木さん) |
今年の春に融資の相談で入会しましたが、私の場合、借金の返済を止めて、特定調停をした方がいいことを教えてもらいました。さっそく、「さざなみ」の相談会に参加し、その手続きを進める中で、家計表を作成しました。相談員の方から事業用の集計表と家計表から判断するかぎり、今、生活していくことの方が大切だと、アドバイスをもら
い、生活保護を申請することにしました。
営業をしながら申請できるのか不安もありましたが、市役所に行って説明を受けました。たくさんの申請用紙や用意するものなど、まわりの方に力を借りながら後日、申請することができました。営業を続けながらしばらく様子をみて、また、今後の受給を話し合うごとになりましたが、とにかく受給が決定して本当に助かりました。民商を知り「さざなみ」と出会っていなければ、ここまでできなかったと思います。本当にありがとうございました。 |
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