6月15日(金)夜7時半より「経営交流会・工場訪問」が開催されました。前回同様、この日も雨でしたが、7時半の定刻には9名が参加して始まりました。まず、進行役の竹田さんが、お客さんが来なくて暇なときは、落ち込まないで、「考える時間が確保できたと思うようにしている」と近況報告。辻さんは「暇はつらいが、外に出て、通行する人と話をするようにしている」と発言。豊島さんは蜂蜜販売に力を入れていることを紹介しました。初参加の田原さんは8年前に丸八建機を利用したこと、下井戸さんはこの工場の建設にかかわった思い出を語りました。後藤さんは「チーム山田」が6月9日に行ったイベントに地域の方が沢山来てくれて嬉しかったと報告しました。
その後、塚本さんが自らの経営実態を30分ほどかけて報告しました。4枚のレポートには①業務の内容 ②業務の沿線 ③現状の業務の傾向 ④ 自己分析 ⑤今後の方向性が記されていました。どこの店にもあるように塚本さんも厳しい状況が続いているため、消極的な発言がつい出てしまいますが、聞いている皆さんは逆で、「真面目な人柄がよく出ている」、「厳しさを人の所為にしないで、自分を客観視されているのがすごい」、「強みの生かし方を考えたらどうか」などの発言が相次ぎました。特に、塚本さんがお客さんの要望に応えようと、得意の機械技術と様々なアイデアを駆使して新商品づくりに挑戦している話には皆が感動。大変興味深いものでした。塚本さんの顔も生き生きとしていました。
前回の竹田さんの影響かもしれませんが、塚本さんが自己分析で、自らの「強み」、「弱み」、「機会」、「脅威」を簡潔にまとめて報告されたのが参加者に発言しやすい環境をつくりました。「自分が初代だと思って仕事をしてはどうか」、「ホームページを作ってはどうか。吹田市のホームページに載せてもらうのもよいよ。」「自分をもっと押し出してはどうか」など好意的なアドバイスが続きました。塚本さんは「今日は気持ちが切り替わってよかった。行動することが必要だと思いました」と感想を語りました。
次回は7月10日(火)夜7時半より山田西2丁目のゴトー畳製作所代表の後藤孝雄さんの工場を訪問する予定です。
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