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お店に張り紙 共感したお客さんが商工新聞の読者に
 1月26日の国保運営協議会における保険料値上げ提案を受けて、28日夜に緊急役員集会が開かれました。この集会の開催は28日の朝に急きょ呼びかけられたものですが、それでも20名近い役員が参加しました。事務局も京都市長選挙の応援、消費税の街頭宣伝を終えて参加。村上副会長の報告を受けて、「やるだけのことをやろう」と意思統一。2月1日の国保懇談会、2月2日の国保運営協議会と、多くの皆さんが仕事や家庭のやりくりをして参加しました。1日の懇談会では、進行役が困るほど、生活実態や「値上げするな」の発言が相次ぎました。2日の傍聴には作業服のまま現場から駆けつけてきた姿が目立ちました。
 そのうちの一人、竹田副会長は懇談と傍聴に参加するため2日連続で店を閉めました。お客さんに迷惑をかけてはいけないと入口に「吹田市が国保料を値上げしようとしています。市役所へ行って反対してきます。」と張り紙をして参加しました。昼1時過ぎに店に戻ると、お客さんが外で待っていてくれました。懇談会の様子を話してあげると、竹田さんが運動していることへの感謝と共感をいただき、その上、商工新聞の読者になるとも言ってくれたそうです。今、竹田さんはお店に来たお客さんへ消費税署名と国保署名の賛同を呼びかけています。先日は「商工新聞を店に置いて読めるようにしておいて!」と、お客さんからの要望も受けていました。このような多くの皆さんの緊急の行動が3つの要望と「両論併記」の結果を生み出す力となりました。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.844 12.2.13

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