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吹田民商 経営講座2012年は営業力強化から始めよう!
 1月23日に民商会館で経営講座を30名の参加者で開催しました。始めに常任理事の後藤さんから挨拶があり、次に副会長の竹田さんが講師になり、全商連が発表している小企業憲章(案)の学習を行ないました。竹田さんは学習の最後に「短い時間での説明だったので、特に自分たち中小業者の役割に確信を持ってもらいたいと思い、そういうところを重点に説明させていただきました。」と締めくくられました。
 次に吹田市主催の営業力強化セミナーで好評の行政書士で営業コンサルタントもされている内田 俊さんにお話ししていただきました。内田さんははじめに自己紹介として就職直後の厳しい売り込み営業で実績がでなかった経験から、内田さんが考えて見出した営業方法に切り替えて、社内のトップセールスマンにまでなることができたと経歴を話され、行政書士として独立して企業で身に付けた営業活動を個人営業でも活用できるように考えて実践し、多くの方々にも商売がうまくいくように講演活動をしていると自己紹介されました。内田さんは14つに分けて営業活動についてお話しされていました。まず営業活動は「売り込む」ものから、自分の商品を信じて「人を助ける役立つ活動」と考えて前向きになることから始めてほしいと話されました。それから営業前には周到な準備をすることや、お客さんから話を聞きだす方法、相手が話しているときに真剣に聞いてもらっていると信頼してもらう方法などを話していただきました。また、夜の時間は開けて趣味や自己啓発、人脈作りに使って人間の幅を広げることに使ってほしいとも強調されていました。
 講演後の質疑応答と感想では、「ずっと仕事は現場作業で営業について研修も受けたことがなかった。今日は話が聞けてよかった。」「長年やってきた自分の営業活動を検証できる機会になった。自分の商品の知識を深めることが大切だと思った。」「内田さんのセミナーは吹田市主催でも聞かせてもらったが、仕事に対してまっすぐ取り組む内田さんの姿勢に共感している。」「メニューの絞り込みは大切だと思った。仕事の方向性や特殊性をお客さんにわかるようにしたい。」などの感想が出されました。
 閉会には山口会長から、「民商の役員の立場としても聞いたが、すべての民商活動にも今日の話は当てはまる。民商が好きでないと活動できない。とてもよい話だった。」と締めくくられました。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.843 12.2.6

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