9月20日から、井上市長の進める行政の維新プロジェクトで見直しの対象になっている33の事業と2つのアウトソーシングについての判定を行う会議が開かれています。
見直しの対象となっているのは、これまで革新市政の元で築かれてきた、市民の暮らしや健康を守るため、市独自で実施してきた制度が中心になっています。また、その多くは高齢者や子どもをめぐる事業で、本当に社会的弱者といわれる方々を守るための事業がほとんどです。
そうした市民にとって大切な制度を見直す会議ですが、1案件あたりの討議時間はわずか10分程度で、その場で市長を中心とした委員7名が継続か、廃止・縮小かを即断する形で会議は進められました。
中央支部 滝本さん
私は、1日日の高齢者へのはり、灸への助成事業、理美容補助事業などの傍聴を行いましたが、市民の声を聞かず、充分な論議もしないで、次々と廃止、縮小が決められていく。こうしたやり方に本当に腹がたつ。
NT支部 岡田さん
傍聴して思ったことは、どの制度も市民にとって大切なものばかりなのに、会議が机上で行れれていて、現場の市民の状況など全く考えていないこと。会議に参加している井上市長が何も発言せず、ボーっと座っている、やる気のなさが態度に表れていることです。どうせ、廃止、縮小の結果になるんやとでも思っているのかな。と思わせるような態度には腹立たしい思いがします。
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