もどる
東北地方太平洋沖地震支援で緊急常任理事会開催
 3月13日夕方5時から緊急常任理事会が開催されました。土井会長代行の「自分たちに何ができるか集まって話し合おう」と言う提起を受けて開催されたものです。「すぐにできる事は募金ではないか」「大量の血液が必要になる。進んで献血しよう。」「再建ための拠点が必要。担当民商を決めてもらって応援したらどうか。」「自分は神戸で震災を経験したが、被災者が望んでいることを支援しよう。6ヵ月後が大切だと思う。自殺する人もいてつらかった。」「継続した支援が大切だと思う。」などの意見が出されました。そして、当面、①募金活動に取り組む②献血に進んで応じることを確認しました。
 次に話し合ったのが吹田で地震が起きたときの対策です。普段、このようなことを考えないので考えようと話し合いました。「救済の拠点となる民商会館は大丈夫か。」「会館にある程度の備蓄をしておく必要はないか。」「救援対策は市役所がしっかりしてほしい。」「個人の住宅に対する耐震診断の補助が必要だ。」「つながりを強める班づくりが大切」などの意見がでました。また、「避難場所がどこか市役所から通知がいっているはずだ。」「家族とどうするか話し合いをしているか」「救急袋は用意しているか」などの意見も出ました。会館の耐震化については「お金」の問題もあり、すぐに対応とはなりませんが、防災のまちづくりを考えていくことが大切です。この話し合いを通して、①吹田市の防災対策を勉強する機会を民商として設けること②家族と日常的な対策や被害にあったときの対策をこの機会に話し合おうと言うことになりました。
 全商連では12日に国分会長を責任者にして対策本部を設置。役員と事務局員が手分けして東北各地の役員や事務局と連絡をとる努力をしています。宮城や岩手の状況がつかめていませんでしたが、山形県連の遠藤会長や全商連の渡辺事務局員(商工新聞記者)が山形から宮城に入り、県連会長の安全を確認しました。宮古民商の状況もつかめておらず心配されていましたが、会長も事務局員も、会館も無事であることが確認されたようです。近隣の民商は必死で救援活動に参加しています。吹田でも全国の仲間に連帯して募金活動に取り組みましょう。自分の身体と相談して進んで献血に応じましょう。継続した支援に参加できる方は会費と一緒に希望される義援金を集めさせていただきます。ご協力をお願い致します。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.801 11.3.21

もどる