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まかせてんか! あきない・にぎわい・大阪経済
 11月21日(日)、大商連60周年記念・中小業者商工交流会が中之島中央公会堂で行われ、大阪の民商から900名以上の人が集まり、吹田民商からも25名が参加しました。
 交流会は午前中、駒沢大学教授の吉田敬一さんから「持続可能な経済・社会と中小業者の発展を目指して」と題して講演が行われました。午後から「衣・食・住交流会」「ものづくり交流会」が行われました。参加された方の感想を紹介します。

(NT支部 渡邊さん)
 吉田先生の講演は、日頃見ているテレビなどの報道と違っていたので驚きの連続でした。ほかの先進国も中小企業対策は遅れていると思っていましたが、日本だけが遅れていると感じました。
午後からの「衣食住の交流会」では、そんな日本でも自分の商売についてしっかり考え工夫している業者さんの話を聞け、改めて考えることの重要性や私たち中小業者が地域に果たしている役割を認識しました。お昼休みには、他民商の会員さんと仲良くなり、いろんな話を聞かせてもらいました。楽しい1日になり、参加してよかったです。

(千里丘支部 川西さん)
 吉田先生の話はとても感動的でした。大企業はお客さんの満足は満たすことはできても、感動を与えることはできないといわれたときには、本当にその通りだと思いました。私たち中小業者だからお客さん一人ひとりの顔を見て名前も覚えて、その方が望んでいる以上のサービスや商品を提供することで感動を与えることができると思います。
 それとドイツなどヨーロッパの国では、中小業者の数が増えていっているのに、日本はここ何年かで激減していて、この原因の一つが、国の中小業者を応援する施策に違いがあると聞いて、本当に腹立たしい思いがこみ上げてきました。
 午後の交流会では、本当に地域に根ざした商売を頑張っている方の話が聞けて参考になりました。
 また、ファッションショーもあって、楽しく過ごすことができました。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.788 10.12.6

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