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記帳する前に大切なのが、原始資料(領収書や請求書など)の整理です。整理の仕方は、お渡した重要袋の中にあるパンフの28ページに載っています。仕事に関係のない領収書は、整理の過程で除いておきましょう。通帳も記帳忘れがないように準備しましょう。 |
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お勧めの帳面は民商作成の「自主計算書」です。500円しますが、消費税対策もバッチリです。原始資料や通帳を見て淡々と書いていきましょう。もし、どの科目かわからない場合は、パンフの48ページに速見表があります。参考にしてください。兎に角、根気のみ必要です。 |
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記帳の際に留意しなければならない基本点が、発生主義に立つことです。
特に、売上や仕入れ、人件費などは金額が大きいので注意しましょう。締め日との関係で帳端にも気をつけましょう。自宅と事業所や工場などが一緒になっている場合は面積割合や事業割合を按分します。 |
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10万円以上の資産は減価償却の対象となり
ます。いっぺんに経費で落とすことができませんので注意しましょう。計算の基となる見積書や請求書、領収書などは全て保存しておきましょう。 |
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基本となる帳面に記帳ができたら、重要袋の中にある集計用紙に転記していきましょう。売上金額集計表、仕入金額集計表、給与金額集計表、外注金額集計表、減価償却明細を記入の上、月別収支計算書を書いて、所得を出しましょう。 |
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1月班会に参加して、所得税や消費税の計算の仕方を学びましょう。 |