情勢をきり拓いてきた運動に確信を持ち
「攻勢的な秋の大運動を!」  支部役員会で活発に議論
9月3日に開かれた常任理事会の方針を受けて、支部役員会が一斉に開催されました。8月の要求運動は画期的な成果を次々勝ち取っています。

O「納税の猶予」の申請が許諾されました。
 払えない消費税などの滞納問題で、全国各地の民主商工会で納税の猶予(国税通則法46条)を税務署に認めさせる事例が出てきていますが、吹田民主商工会も今年の要求の重点課題の一つに位置付けをしていました。8月には千里丘のYさん(食料品製造販売)が「納税の猶予」を勝ち取ることができました。
 この「納税の猶予」は滞納による差押えを防止し、延滞税も年4.7%ないしゼロになるなど安心して分納できる制度です。
 しかしこの制度は税務署が申請の取り下げ、売り上げ・利益の減少など「経済的理由」での許可を認めないなど強力こ抵抗している中でかちとられたものです。
 吹田民商が攻勢的に滞納問題で運動してしていることが背景にあり成果に結びついたものです。

○前期高齢者の年金天引きを普通徴収に!
 今10月から65歳から、74歳の国保加入世帯の国民健康保険料が世帯主の年金から天引きとなる問題で、民商も加入する社保協国保部会が吹田市と8月8日に交渉しました。
 当局は口座振替のみの対策に固執していましたが、申請によって普通徴収(従来通りの徴収)できることようになりました。
 引き続き、後期高齢者医療制度の保険料についても交渉を行ない、支払い方法について年金手引きから口座振替に変更ができるようになりました。その際保険料の支払ができない場合は「徴収の猶予」や「分納」の申請が出来ることを確認しました。
 8月22日、7月に続き国保減免交渉を行ない、払える保険料の成果に参加者は喜んでおられました。これらの画期的な成果に議論が弾み、生活苦や営業不振で困っている市民や中小業者になんでも相談会で要求解決しようと運動の具体化が話し合われました。


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