本郷正樹さん(吹南支部副支部長) |
母が民商に係って30年近くになるのですが、私は後継者として民商の青年部に係ってきました。最初いろいろなことを手伝っていたのですが、いつの間にか支部の役員ということになっていた、というのが正直なところです。今年からは、吹田民商の常任理事ということになりました。
吹田民商の青年部はかつて野球部があったほど元気にがんばっていたそうなんですが、最近ちょっと元気がなかったんです。かつて青年部だった人、今は年配の人たちですが、とにかく元気なので、私たち若い者も負けてはいられませんよね。実際先輩の会員さんはとにかく若いんですよ。ですからなんとか業者青年として、お互いに交流してがんばっていけたらと思っています。民商だけにとどまらずに、業者青年の横のつながりを広げていきたいと思っています。
そんな思いで、吹田市の商工振興条例制定に向けた委員になるために手続きしているんですよ。橋下知事の財政再建で、中小企業対策が切り捨てられようとしています。不況でたいへんなときだからこそ、中小業者を育てていく行政が必要だと思うんですよ。いろいろたいへんだとは思うんですが、とにかく若さをいかしてがんばっていきたいと思います。
業者青年だけでなく、若い労働者も非正規雇用が多数を占め、貧困と格差が深刻な問題になっています。小林多喜二の「蟹工船」がブームになっていますよね。時代は違いますが、厳しい労働と生活は共通する部分があると思うんですよ。やはりこんなときだからこそ、若者が元気にがんばらなあかん! そう思うんですよね。
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木下則之さん(中央支部支部長) |
今回支部長という大役を仰せつかったわけですが、私自身民商とのかかわりが実質2年半ですし、この地域で事務所を構えて半年ですから、支部長だからと大上段に構えるのではなく、やるべきことをきっちりしていくことを心がけていきたいと思います。お一人おひとりの会員さんのお名前とお顔、ご商売を覚えるのにも時間がかかるでしょうし、地域の実情に精通することも必要になってくると思います。なにぶん初めてづくしですから、会員のみなさんのお力をお借りしながら地道に足を地につけてがんばっていきたいと思います。
特に中央支部は、吹田市でも伝統ある商店街もありますし、街の活性化につながるような取り組みができればと思います。
正直どこまでできるのかという思いはあります。支部長だからということよりも、中央支部の一会員としてみなさんと力をあわせて、できることを積み重ねていくしかないのかなあ、と思っています。
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中井征二さん(あい川支部役員) |
仕事が忙しくてなかなか会議など行けず、正直言って私自身、民商のことが理解できていない部分も多々あるんですよ。先輩会員さんから「とにかく、中井さんができることをがんばってみてほしい」と言われて、とりあえず引き受けたと言うのが実態です。ですから「抱負は?」と聞かれても、「私にできることを、できる範囲でがんばります」としか言えないのです。
外壁の防水加工の仕事は10年ほどまえに独立し、今は職人2人と一緒に仕事をしていますが、このところの原油高、不景気で、今まで以上に仕事も厳しくなっています。現場が京都や神戸が多いのですが、ガソリン代もバカになりません。原材料も値上げが続いています。それは私だけでなく、自営業者は同じ悩みを抱えていると思います。私に何ができるか、どこまでできるかわかりませんが、私にできることをがんばっていきたいと思っています。
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池田弘治さん(あい川支部支部長) |
あいかわ支部は、中央支部の一部と吹田東支部が合併して作られた支部なんですが、しばらく支部長不在の状態が続いていたんです。役員経験豊富な先輩の会員さんもたくさんおられるんですが、「若手にもっとがんばってもらわなあかん!」ということで最年少だった私に支部長を、ということになったのです。
私自身「民商はこんなところで、こんな活動しています」と説明しきれない、言ってみればまだまだ初心者なんですよ。先輩会員の「やっていくなかで、池田さんが自分なりに民商を理解していったらいい」「分からんことがあったら、なんでもサポートしたる」という言葉で少しは気が楽になりましたが、正直言って、どこまで何ができるか、わかりません。ですから、「参加する」ことから始めていきます。先輩会員さんに教えてもらいながら、「参加」していく。そうして私なりに「民商」への理解も深めていきたいと思っています。
先輩会員さんからの「まずは仕事が第一。自分で抱え込まずに、みんなの力に助けてもらいながら、できることを積み重ねて行ったらいい」というアドバイスは、本当にありがたいと思いました。
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