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「見るトレ」は、名前の通り「書いたら見えてきた」
 10月20日の経営交流会は17名が参加。最初のの1時間は青年部長の後藤さんの実践報告。後半は「見るトレ」で交流しました。
 後藤さんは独立前の約9年間畳店で修行しています。最初の店に8年間。円満に退職して、その後、独立前に一人親方の仕事と営業を学ぼうと1年間修行。独立を決意して9年間の修行を重ねました。
独立後の報告要旨です。

失敗を恐れず経営に挑んでいきたい
 独立当初の3カ月はほとんど仕事もなく不安いっぱいだった。新聞広告が目に入りアルバイトをすることも考えたが、それは「逃げること」だと思った。(本業以外で)身体を壊して、経営を壊してはいけないと。それから、店をアピールすることを考え実行した営業にも出た。ミニ畳を作フたりパソコンを覚えて自前のチラシを作ったりして一生懸命自
分の存在をアピールした。価格表も作った。そんときに民商の経営塾に誘われた。独立前から自分の考えてきたことが、公式に当てはめたように整理されていくことに感動し自信がついた。
 白分はなりわい経営のプロになりたい。大型店と競争してはいけない。10年後を見据えて本物になりたい。薄利多売に走ると経営をつぶす。様々な取り組みを通して地域とのつながりも強くなってきたように思う。自分は大型店の従業員ではなく、経営者だ。だから単価をさげるような仕事はしてはいけないと思っている。きちんと品質について説明して納得していただく。そうでない場合は断るようにしている。単価をさげることは同業者にも悪いから。将来の夢は人を育てられるようになること。失敗を恐れず挑戦して行きたい。なぜなら、いつでも修正できるのだから。

時間をかけてやってみて見えてきた
 後藤さんの元気な話に参加者一同刺激を受けた様子のなかで「見るトレ」に。9月の参加者4名から「キャッチフレーズ」を再発表してもらいました。4名とも内容を発展させて、より解かり易い標語になっていました。4名の方がこれをどのように活用されるか楽しみです。この日参加した後藤さんや西宮さんも即興で考えを発表していました。今回初めて参加された方は来月まで考えようとなりました。
 その後、竹田さん、岡田さん、谷川さん聯ら、自分のお客さんの「男女比」と理想の「男女比」「年齢構成」と「理想の年齢構成」を発表していただきました。竹田さんは、10月から今までの2人から1人になる局面での作業でしたが、今後自分の得意分野を生かしていく場合にどの層に的を絞れぱよいかが見えてきたそうです。岡田さんも、このような作業をやったのは初めて。経営塾終了時点から数えてお客さんが増えていることに気づいたそうです。そして、今後、どのような方々に営業の焦点を合せたらよいかが見えてきたと語っていました。その点では、谷川さんも同じです。お客さんが高齢化していることに改めて気づきました。どうすれば、この方々を大切にしながら、年齢を若返らせることができるか考えてみたいと感想を語っています。
 11月の交流会は17日(水)夜7時半からです。次回は、10月参加者は、キャッチフレーズや男女比、年齢構成を、9月からの参加者は、「書いて見た」「商圏」を発表して交流することにしています。初めて参加されても十分学べます。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.783 10.111.1

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