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がんばる仲間を励まし、融資を獲得しよう!
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.761 10.5.17
 金融要求が全国の運動に呼応して、積極的に活用されています。緊急融資制度の7年返済が10年に延長、対象業者もすべてに適用され返済の据置期間も2年に延長されました。金融円滑化法の制定やリース代金の返済猶予も実現させました。
これらは切実な要求運動と署名運動を積極的に取り組んだ民商の成果です。昨年10月には国会内で開催された民商の集会に亀井金融担当大臣が出席し、「いよいよ日本は新しい時代を迎えました。この新しい時代は皆様方ご自身が築かれたことであります。」と激励するという変化を生みだしました。
昨年度の2倍を超える申し込みがあり、金融要求は切実さを増しています。しかし、税金滞納や公共料金の遅れを理由に利用できないケースも出ており、改善を求める運動が求められています。

支部の仲間の励ましが背中を押してくれた
 中央支部の飲食店のHさんは設備資金で初めて保証協会に申し込みました。7年間の営業実績を評価され、融資が実行されると喜んでいましたが、分納中の税金滞納を理由に難しいという返事が。相談を受けた中央支部は、早急に本人と役員が集まり、全国の困難を突破した商工新聞の記事を読んで話し合い、2月の省庁交渉の成果でHさんを励ましました。Hさんは商工新聞の記事を示して保証協会と交渉。税金も分納分を納め頑張り、融資の実行を勝ち取りました。「一時はあきらめかけていましたが、民商の仲間の励ましが有難かった。」と喜びを語っていました。

なんとしても借りるんだという執念で融資を実現
 介護施設のリフォーム業をしていたMさんは、江坂に事務所を構えて長年計画していた介護施設を、開設しようと保証協会に融資を申し込みました。審査の結果が申込額の半分以下の回答。これでは中途半端で実現できません。困ったMさんは民商と検討を重ねましたが、やはり融資を勝ち取る以外に道はないと不退転の決意で何回も交渉を重ね、その熱意が通じて全額にはなりませんでしたが、納得いく結果を勝ち取りました。
 Mさんは「民商から融資は与えられるものではない、闘って取るものだと教えられましたが、自分の要求を勝ち取るのは民商の仲間の運動があるからだと実感しました。」と語っていました。

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