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法人税務調査発生! 事前通知もなく、金庫まで開ける!
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.702より 09.2.16
(株)基興、樋口さんに税務調査が発生しましたが、納税者の権利を学習し、憲法と税務運営方針を守らせ、対等に調査を進めることができました。以下は樋口さんの感想です。
 1月23日突然、事務所に税務署員がやってきました。
 「突然ですが、話を聞きたいので」と言いながら、机の上にあった請求書や出勤簿を見つけ、コピーをして持って帰りました。また、金庫も見つけて「中を見せて欲しい」と言い、私は言われるままにしました。帳面は妻が管理していると言うと、次の日に電話で妻と調査日程を確認しながら「5年分の元帳を見たい、通帳も用意してほしい」と、まるで調査が始まっているような口ぶりでした。
 私たちはどう対処すればいいか不安で、すぐに民商に電話しました。民商で、調査の時は事前に通知することや、調査理由をきっちり開示しないといけないことなど、納税者の権利を勉強して、とても心丈夫になりました。
税務署員が何度も謝罪
 調査当日は会員や事務局の立ち会いのもと対等の立場で調査を進めることができました。最初に事務所に来た時とは大違いで、資料をコピーして持ち帰ったことや、金庫を開けさせたことなどを問い詰めるたびに謝罪していました。
 業者のプライドを守り、納得のいく結果に夫婦でとても喜んでいます。学習し、力を合わせることの大切さ、その仲間を増やすことの大切さを実感しました。
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