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収支内訳書、国保料、住民税の重圧を運動で跳ね返そう
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.763 10.5.28.
 6月は熱い闘いの6月になります。消費税増税反対の署名を軸にして、選挙、収支内訳書、国保料・住民税、仲間増やしの運動が並行して展開されます。税金や保険料が、そして、税務署からの嫌がらせが、この6月にまとまって中小業者に襲い掛かってきます。その重圧を「つぶされてたまるか!」と運動で迎え撃つ、そんな6月にしましょう。  

署名で、選挙で、政治を私たちの手に取り戻そう
 参議院選挙が6月24日公示、7月11日に投票で行われることが確定したようです。昨年の総選挙での民主党の大躍進と自民・公明の大敗北以降9ヶ月。これほど早く民主党の正体が見えてくるとは思いませんでした。急速に国民の支持を失い、自民党は相次ぐ離党者で政党としての崩壊現象が始まっています。
 民主党には約束したことを簡単に反故にしてしまう軽さがあります。この様子を見て、まともに怒っている人は沢山いますが、選挙に行かなくなる人も増えるのではないかと心配しています。この1年間の経験で「民主か、自民か」は通用しません。「2大政党制」でも騙されません。本当の政治とは何かを探求する時代に入りました。政治の中身が重要です。国民が諦めないで、政治に関わっていけば「政治を前に」押し出すことができるはずです。署名を広げましょう。政治を語り選挙に行きましょう。署名は、現在約2000筆が集まっています。6月末までに4500筆に到達させましょう。

6月2日に「収支内訳書」の督促状が今年も
 政権が交代しても、税務行政には変化がありません。マニフェストを読むと、納税者番号制や歳入庁、罰則の強化など自民党時代よりも強行になりそうです。そんななか、今年も「収支内訳書」の督促状が6月2日に発送されるようです。2003年以降8年連続になります。私たちは、過去7年間、300名以上が参加して学習会を行い、300名以上が参加して返還行動を成功させてきました。今年は、6月8日以降、各支部が主催して昼・夜に分けて学習会が開催されます。返還行動も3回に分けて行う予定です。自分の所属する日程に参加できない場合は、他の支部の会場に参加されても構いません。今からご予定下さい。今年は、土曜日、日曜日も開催します。詳しくは後日、案内チラシをご覧下さい。

国保料の通知は6月16日発送 減免申請書は班会で 住民税も6月 払えないときは事前に民商に相談を
 国民健康保険料の納付書は6月中旬に発送されます。保険料の減免相談会は参議院選挙後になる予定です。2月の「財産調査・差押通知」以降、初めての集団減免申請です。申請書は班会でお渡しします。国保制度の問題点や申請書の書き方、個別相談のあり方など話し合い交流しましょう。
 6月は、住民税の納付書も届きます。期日までに払うことができない方は、放置しないで、民商に相談してください。住民税も減免できる場合があります。班会でも、住民税減免について学習します。

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