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納税者の権利を学んで、仲間同志で守りあおう!
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.728より 09.8.31
 吹田税務署による税務調査が発生しています。税務署員の態度がかなり変化しており、民商では様々な会議で今まで以上に警戒して対応しようと話し合っています。
 片山支部の木村さん(仮名)には7月下旬に自宅に突然税務署員が来ました。本人が不在だったため、奥さんに連絡せんを渡して署員は帰りました。

税務調査と聞けば飛んでいきます!
 木村さんから連絡を受けてすぐに、片山支部の田原支部長と事務局が訪問。税務署員が訪問してきた時の様子などを詳しく聞き取りました。田原さんからは昨年から税務署に謝罪を求めている不当な税務調査の事例も交えながら、民商での税務調査の対応を丁寧に説明しました。木村さんは説明を聞いて安心したと言っています。

すぐに地域で納税者の権利を学習
 さらに支部役員会では木村さんの町内の会員さんを呼んで、対策学習会を企画。木村さん自身も電話連絡で案内し、木村さんと会員5名、事務局が木村さんの家に集まりました。自主計算パンフレットを使い、日本国憲法や税務運営方針(昭和51年)、納納税者の権利10カ条などを学習しました。学習の中では25条の生存権について、会員さんのNさんは「生活できない収入でも税金が出てくる税金制度はおかしい」と声が上がりました。学習会の最後には今集めている「消費税の増税に反対する請願署名」と「納税者を犯罪人扱いする税務調査の是正を求める請願署名」を集めることや、30日の投票で自分の意思を示すこと、仲間を増やすことを確認し合いました。

税務署員の態度が強硬に
 税務調査を受けた会員さんが税務署に連絡し、「すぐには都合がつかない、都合がつき次第連絡する」というと、「こちら(税務署)から連絡するので、携帯電話の番号を教えてほしい」といってみたり、「民商と相談しています」と言うと「税理士資格のないものは立ち会いはできません」という署員もいました。かなり態度が変化しています。民商では今まで以上の対策を強めて対抗することにしています。

連日、吹田税務署に抗議Q請願書  人権無視に診皆が怒っています!
 山田さん(仮名)に行った調査について、吹田税務署に対して、7月以降毎日二人ずつ請願書を提出して抗議行動を続けています。既に43名以上の会員さんがこの行動に参加しています。あい川支部の北山さんの請願書を紹介します。
請願書
北山 憲子
 日本国憲法の請願法に基づき、以下請願します。
まず最初に怖いと感じました。次に本当に、こんな調査があるのだろうか?と耳を疑いました。税務署は何をしてもいいんでしょうか?署員の前に人としてもモラルはないのでしょうか?ご主人がいない状態で専従者でもない奥さんと夏休みで子どもがいて朝から散らかっているにもかかわらず上がりこむ。同じ女性として自分がこんな状態になったらどうするだろうか?どうでしょうか?
 当然税務署員でなかったら警察に通報するでしょう。店主でもない奥さんにこんなことをしてもよいのでしょうか?亡くなったお兄さんのカバンを開けたり、寝たきりのお父さんのそばまで催認に行ったり、税務署の調査は税務運営方針と憲法を守ってするのが基本ではないんでしょうか?
 我々納税者は一生懸命働いて何に使われているわからない税金を必死に納めています。今回の調査で本人は死ぬことも考えられました。納税者を自殺に追いやるような調査は絶対にやってはならないと思います。働く意欲さえ失ってしまって働くことが出来なかったら納税どころか家庭崩壊です。
 お願いですから我々業者を働かせて下さい。そして最後に署員に徹底した指導をして頂くようお願いします。

吹田税務署から呼出しハガキが来ていませんか?
 吹田税務署が呼び出しのハガキを発送しています。確定申告での扶養控除等に間違いがあった方に送られています。放置することなく、まず事務局までご連絡ください。

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