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吹田市に対して2011年度予算要望と施策改善に向けて要望書(その3))
Ⅱ社会保障制度の拡充について
(1)国民健康保険制度の充実に向けて
①国民健康保険料の値下げを行っていただくこと
②資格証明書、短期保険証の発行を中止し、全ての被保険者に正規の保険証を無条件で交付すること。 保険証の留め置きは即時やめること。この点では、長妻厚労相(当時)が2010年3月4日参議院予算委員会で行った「払えるのに払わないと証明できた場合以外は、慎重に取り扱うよう自治体にお願いする」 との答弁を踏まえた対応をしていただくこと。
③保険料滞納世帯の生活実態調査を行っていただくこと。特に、資格証世帯や保険証留め置き世帯に対しては何度も直接出向くなど対面して該当者の実情把握に努めていただくこと。
④保険料の納付相談は滞納保険料の早期解決を前提にしたものではなく、相談者の実情に十分配慮した納付金額になるように対応していただくこと
⑤後期高齢者医療制度の保険料滞納者に対する救済措置を検討していただくこと。保険料滞納者の状況(所得、滞納件数、滞納金額)を公表していただくこと
⑥「差押は悪質な者に限る」とした回答を自覚し、保険料滞納者に対する一律的な財産調査や差押はやめること
⑦医療費の一部負担金減免制度の周知を図り生活困窮者が利用しやすい環境を整備していただくこと
⑧徴収業務の民間委託は行わないこと
⑨吹田市が行った全事業所実態調査(回答数1566事業所・約20%の回答)によると18.5%が健康診断を受けていません。特にサービス業(25%)や飲食業(22.9%)に関わる業種の事業主の受診率が低迷しています。この実態を直視し、自営業者の健康診断受診率を高める手立てを検討していただくこと
⑩健康診断におけるがん検診の補助を充実していただくこと
⑪国保運営協議会の公募委員を増員するとともに、審議の状況について住民団体や被保険者が意見を述べる機会を保障していただくこと
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.786 10.11.22

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