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民主党の正体は「約束」を守らない政党
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.766 10.6.21
 鳩山内閣に代わって菅内閣が発足しました。その数日後には亀井金融郵政担当相が抗議の辞任。その理由は「(民主党に)約束を破られた」でした。(そうであれば連立を解消すればいいのに国民新党は筋を通せません。)数日前にした公党の代表による約束をこれほど簡単に破るとは驚きです。これで「約束破り」は民主党の専売特許になりました。後期高齢者医療制度、障害者自立支援法、普天間基地移設問題、そして、消費税増税。どれもこれも昨年の今頃言っていたことを簡単に投げ捨ててしまいました。小沢外しで「高感度」を演出しても、民主党の本質はいずれ多くの国民の知るところとなります。

参議院選挙のために逃げ回る民主党
 民主党という政党が自民党とほとんど変わらない政党であることも明らかになってきました。自分の政党の都合でいきなり内閣が変わったわけですから、代表質問等を通して時間をかけて質疑を行うのが当然です。国会対策委員会でも予算委員会を開く約束だったのに「支持率が高いうちに選挙をやってしまえ」と国会を閉じてしまいました。「選挙のために政治をやっているのではない」(亀井氏談)はずです。政権政党として恥ずかしい限りです。

法人税を5%下げる!穴埋めは消費税増税!
 菅内閣は「強い経済」「強い社会保障」「強い財政」と言っていますが、本音は消費税を増税して法人税を下げることにあります。本音をそのまま言うと国民が納得しないので「社会保障のために」とか、「財政のために」とか言って誤魔化そうとしています。もう騙されないようにしましょう。消費税問題は今度の参議院選挙の争点です。増税勢力に痛打を与えましょう。

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