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今年の秋の運動は全商連60周年を祝う記念の運動
 8月3日、全国商工団体連合会(全商連)は創立60周年を迎えました。それを記念して11月27日に東京で記念行事が開催されます。記念式典や祝賀会には1.000名を超える方々が参 加される予定です。吹田民商はそれまでに読者120名、会員30名を増やして60周年をお祝い する方針を8月26日の常任理事会で確認しました。広島民商が6月27日から7月3日までの期 間で455名の商工新聞読者を増やしたことに触発されて全国で「増やしてこそ民商」の実践が旺盛に展開されています。
 全商連が誕生した1951年は日本が民主主義建設からの逆コースに向かう真っ盛りの時代でレットパージが吹き荒れていました。そのような厳しい時代に「中小業者の社会的経済的地位の向上」を旗印にして結成されたのが全商連です。結成総会には警察官が立ち会うという今日では考えられない異常な事態のなかで開催され、立派に運動方針を確立し役員を選出しました。まさに生まれた時から不当な攻撃に屈しない組織としてスタートしたのが全商連です。税金でも融資、社会保障、地域経済や街づくりの在り方など、全商連は中小業者や国民の立場で運動する団体として成長してきました。吹田民商が日本の中小業者運動に合流したのは1963年8月27日です。吹田民商が吹田の地で運動を展開し地域に根づく上で全商連の果たした役割ははかり知れません。
 今、中小業者にとって厳しい時代が続いています。それでも「生きていくことが優先する」の気概をもって運動していくのが民商・全商連運動の真髄です。商工新聞読者や会員を増やして全商連結成60周年を祝いましょう。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.823 11.9.3

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