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国保減免相談に100名が参加 財産調査はとんでもないと意思表明
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.769 10.7.19
 7月13日、片山市民体育館で国保料の減免相談会を行ないました。100名以上の相談者が集まりました。開始時間には既に80名が集まり、国保料減免の切実さがうかがえました。
 日本共産党の駒井さんが、参議院選挙の結果について報告しました。西尾事務局長からは、この間の国保料による財産調査・差押え問題と副会長土井さんの税務調査について報告と、減免相談に入る前の注意点の説明などを行ないました。
 相談会直前に参加者全員が「財産調査は許さない」などのプラカードを掲げながら、副会長の工藤さんが「請願書」を読み上げました。「請願書」には財産調査への抗議文と、各自の意見を書いて全員が減免相談の時に職員に手渡しました。
 減免相談の中では、各々の相談者が自分の実情について「家族の入院で医療費が大変」「仕事がこない、先の見通しも分からない」「主な収入が年金だけで生活で精一杯」など詳しく話していました。対応している職員も丁寧に聞きとりを行ない、相談者の実情に応じて減免や分納で対応していました。
 参加した相談者からは「去年並みの保険料まで減免になりました。ほっとしました。」「実情を話すと、職員さんが障害者の減免制度を適用してくれました。」「現状をきちんと話して理解してもらうことがとても大切だと実感しました。」などの感想から、「例年と比べると厳しい結果だった」という感想もありました。

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