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3党談合の消費税増税は許さない!
若者の働く夢を奪う消費税何としても廃案に!
 江坂東支部の山野さんは、参議院への消費税増税反対署名を、150名分集めています。今までは、一階の精肉店でしか、署名を置いて集めていませんでしたが、今回、消費税率が5%から10%になれば、商売がつぶされるとの強い危機感から、二階の焼肉店でも集めることにしました。
 150名のうち60%が、20代の若者です。山野さんは、若者との会話のキヤッチボールを心がけています。焼肉のお客さんが食事の終わるころをみはからって話しかけます。「政府が消費税を上げようとしていること知っているかあ。」と問いかけると、たいがいの若者の第一声は「えー。うそ。まじっすか。」との反応です。山野さんは、消費税の節税のため会社側が、正社員を非正規に置き換えていることが増えていることを説明します。今は正社員の若者でも、いつ非正規になるかわかりません。「ぼくらの働く夢を奪ってしまうんですねえ。消費税というものは。」真剣な眼差しになってきます。「消費税が10%になって、君らの給料上がると思うか。」即座に「まず、上がることないですよ。」山野さんは「声をあげることが大事だから、署名していってや。」すると皆、身をのりだして署名をします。
 山野さんは言います。「消費税増税は私ら商売人にとって景気を悪くする最悪のもんです。それ以上に、私らの世代の後を継いでくれる若者の、働く夢を奪う消費税増税はあきまへん。何が何でも廃案にしなければ、私らの責任を果たしたことにはなりません。最後まで頑張りたいと思います。」と力強く語っていました。
 また、山野さんは班の会員・読者の配達、集金を行っています。今度も、一人ひとりの会員、読者を訪問して署名と抗議FAXを訴えました。

各支部がスポット宣伝
 7月26日の消費税闘争のための集会で提起された5つの目標の1つである、スポット宣伝をすべての支部で連日、行っています。
 山田支部が行った宣伝では、数人の方から激励を受け、その中のお二人は募金を出して、「頑張ってほしい」と言われました。片山支部は、田原支部長が自分の思いを30分間、演説。宣伝途中に雨が降ってきて、ずぶぬれになりました。雨宿りをしていると、渡嘉敷前議員が傘を貸してくれました。すかさず、消費税増税について質問。「解散したら今の法案は白紙」と回答がありました。
 
知を力に!行動を起こそう
 7月30日、消費税廃止吹田連絡会主催の学習会が52名の参加で開かれました。学習会は吹田民主商工会の西尾栄一事務局長が「構造改革路線の混迷と消費税増税反対運動の役割」と題して、済も社会保障も財政も壊してきた実態、消費税増税を柱とした民・自・公3党合意の問題点を明らかにしました。その上で、消費税増税を阻止するための対案と展望をさし示しました。
 学習会に参加した北支部の小川さんは、「増税阻止の対案として示された医療や福祉施設の建設で中小業者の仕事も労働者の雇用も生まれた実例で上げられた高知県の出身です。確かに高知は老人のための施設などが多く、そこには沢山の若者が働いておられることを実感しています。大型公共事業ではなく、こうした事業で雇用を守ることは本当に大切なことだと思います。」と感想を寄せられました
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.869 12.8.13