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税研集会で管内閣の「税制改正案」を学び怒りの声が続出しました
 1月23日(日)朝9時半から国民の全く知らない間に中小業者の死活問題に関わる、消費税問題と国税通則法改悪の内容について研修しました。
 63名の会員が参加し、西尾局長から報告がありました。管内閣が法人税減税に続き消費税増税に「政治生命をかける」と財界に誓約し、6月には結論を出すと公言。消費税増税を見据えて納税者番号制の導入と国税通則法を改革して法整備を行おうとしており、中小業者の死活に関わる国政通則法改悪の内容について説明がありました。
 ①調査期間が3年から5年に延長 ②調査を告知する「事前通知なし」の合法化 ③本人に知らせず反面調査ができる ④全業者の記帳義務化し ⑤帳簿書類の「預かり」を合法化し ⑥修正申告の強要を容認 ⑦調査の再調査を出来るようにしたうえ、罰則強化の内容を国民が知らない間に3月までで強行しようとしている。署名を急いで業者、国民に知らせ反対世論を強める行動の緊急性が訴えられました。報告を受けて、税務調査を経験した会員の参加者発言がありました。

 NT支部の橋詰さん(空調工事)は「番号制は個人情報が国家に管理され恐ろしい。取引のたびに番号を記入するなど事務負担が増え零細業者の実情を無視するなど、こんな改悪案は阻止する以外ありません」と決意表明をしました。
 吹南支部の杉山さん(ヴァイオリン修理製作)は「法人の税務調査のとき、支部の会員さんが沢山立ち会ってくれ心強く、調査理由を言わせ納得のいく解決をした。こんな法案が考えられているなんて恐怖を感じる。反対の声を広げていきたい」と発言しました。
 その後、4つの分散会に別れて内容が深められ署名運動や、拡大で春の運動を成功させることを確認しました。
 昼から早速、山口会長を先頭に村上さん、岡田さん、岸田さん、橋詰さんと事務局で宣伝、署名行動を旭通り商店街で行いました。署名隊は、1軒1軒のお店で午前中に学習したことを、丁寧に説明し署名を集めました。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.794 11.1.31

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