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自らの商売と地域に役立つ「振興条例」に育てよう
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.774 10.8.30
 8月18日、19日の2日間、全国商工新聞の記者である渡辺さんが吹田市産業振興条例の取材に来られました。産業労働にぎわい部、旭町商店街や中小企業家同友会の役員さん、消費者団体の役員さんなど多くの皆さんから取材のご協力をいただきました。この条例には、民商にも特別の思い入れがありますが、取材をさせていただいた其々の皆さんにも其々の思い入れがあることが、お話を聞いてよくわかりました。特に、旭町商店街の役員さんのお話は新鮮でした。自分のご商売や商店会の活動を通して、地域に貢献されている実態を知ることができました。粘り強く、商店会の皆さんをまとめて運営されていることもわかりました。民商の役員さんも、献身的に行動されている点では同じですから、理解しあえる点が沢山あると感じました。19日の夜にはフランス留学から帰ってこられた名城大学の井内先生を交えて学習懇談会を持ちました。この日の取材の内容は近いうちに全国商工新聞に掲載されることになっています。
 吹田市産業振興条例は昨年に引き続き全国から注目を集めています。7月31日から福井県で開催された自治体学校や9月11日から開催される全商連の夏期研究集会で報告してほしいとの要請を受けています。8月には自治体研究者から「中小企業振興条例で地域をつくる」(詳しくはこちらから)という本が出版されましたが、ここには京都大学大学院教授の岡田先生からの要請で西尾局長が吹田市産業振興条例をレポートしています。関心をお持ちの方はご連絡ください。

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