しゅんや(手作りコロッケ専門店) 吉成 正也
吹田市樫切山18−4−104  TEL:06−6875−8823
どういった経緯でコロッケの販売を始められたのですか?
 サラリーマンを辞めてから、喫茶店を始めたのですが、途中から「定食もやろうかなぁ」と思ってコロッケを作り始めたのが、そもそものきっかけです。で、お客さんに少しでも美味しいものを提供しようと「ああでもない」「こうでもない」とやっているうちに、スーパーなどに卸売りするような話を頂くようになって、気付いた時にはコロッケ屋さん…。(笑)

じゃ、喫茶店の方は止められて?
いや、当時はまだ若かったので、最初は二足の草鞋を履いていましたが、流石に体がもたなくなって、途中でコロッケの販売1本でいこうと決めました。周囲の人からは「コロッケ一本で商売なんて大丈夫?」と言われましたが、お陰さまで20年やってこれました。

商売を1本化されたということは、順風満帆だったのですね。
 とんでもない!当時は作業着の上から着のみ着のまま、飛び込み営業していたのですが、昔からお付き合いして頂いているお客さんは、今でも「昔のあんたを見ていたら、何かしてあげんとおれんかった」と言われます。自分では、そんなにおかしな格好をしていたとは思ってないんだけどなぁ…。(笑)でも、今、こうして商売を続けられているのは、色々な人に出会えて、助けて頂いたからだと思っています。

どんなところに拘って商品作りをされているのですか?
 例えば、じゃがいも一つとっても、季節によって仕入れる産地が異なります。なので、常に同じ味、同じ食感を維持させる為に、毎回、微妙に作り方を変えているんです。中にはアレルギー体質の方もいますから、そういった方にも安心して食べて頂けるように、余計なものは一切入れない。だから、学校の給食なんかにも自信を持って提供出来るんです。
 実は、今も新しい商品作りをしているところです。

今もご自身で売場に立って販売されているんですよね?
 やってますよ。米油を使っていることと「冷めても美味しい」がウチの「ウリ」ですが、やはり、お客さんには出来るだけ揚げ立てを食べてもらいたいので、器材一式持ち込んで、現場で揚げて販売しています。
 毎週決まった曜日に決まった場所で販売していますが、いつも同じお客さんに出会えるのが嬉しいですね。
 本当は、もっともっと色々な場所で、自分が拘って作っているコロッケを、多くのお客さんに味わって欲しいのですが、自分一人で動き回るには限度がある。
 移動販売というのは、結構大変でね、器材の積み下ろしとか準備とかが。歳も歳だし、持病があるので、毎日あっちこっち飛び回ることが出来なくて、現在は週に一回が精一杯。
 だから、今、他の人やお店に自分のノウハウを提供して、揚げ立てのコロッケを販売して頂く方法を考えているところです。

それはフランチャイズで、ということですか?
 そんな大袈裟なものじゃ無いですよ。何が一番大変かというと、実は器材の持ち運び。毎日やっていると、若い人でも腰をやられる位の重労働です。でも、その負担を軽くすることが出来れば、女性の方や中高年の人だって出来なくは無いなと、ふと思ったのです。例えば、どこかの運送屋さんと提携して、器材の積み下ろしだけに徹してやってもらったら…とかね。
 ただ、コロッケといえど、丁寧に販売しないと売れないので、売り方をきちんと教えてあげる…というような、今、色々と煮詰めていることを4月の商工交流会で出してみようかなと思っています。

民商に入会されたきっかけは何ですか?
 以前は、記帳などを税理士さんにお任せしていましたが、やはり、「自分でせんといかんなぁ」と思うようになって6年前に入会しました。色々なアドバイスを受けてきたお陰で、全く無知だった自分でも何とか分かるようになり、心強い味方を得たという感じです。

 持病のヘルニアと格闘しながらも、毎日忙しく動き回る吉成さん。それでも「最近、いい方向に進んでいることもあって、少し考える時間が出来てきてね…」と仰っていました。交流会当日は、「自分に出来ないことを人にお願いするアイデア」が聞けるかも知れませんね。

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