ファースト プリコム  川中 与志雄
吹田市西の庄町4−10  TEL:06−6380−6560
 この仕事は20年になりますねぇ……
 脱サラして20年です。会社勤めではなく自分の力で何かをやりたい、ということがきっかけです。以前、印刷関係の会社で8年間働いていましたが、コンピュータ関係の印刷物が中心で、今の仕事とはあまりつながりません。
会社にあった印刷機を見ていることはありましたが…。そういう意味では全くの畑違いから、今の仕事は始まっているといえますね。
 最初の頃は以前の会社関係のつながりで、まぁ順調な滑り出しだったと思います。

どんな仕事が多いのですか?
 印刷機もいろいろありますが、何千万もする機械は手が出ませんからねぇ。
奥の大きい印刷機と手前の印刷機、それと製版機…、まぁ商業印刷ということになります。具体的にはチラシや伝票、封筒などです。
 仕事の内容でいうと病院関係が多いですね、種類も多いですよ。
 不況の関係もあり、最近は町の印刷さんが少なくなってきて、業者間で仕事のやり取りもあります。
納期の関係や、印刷機の関係で業者間でやり取りする仕事が増えています。仕事はあっても利益は少ない、薄利多売です。だから零細な印刷屋さんは減ってきているんですよね。忙しくされていた印刷屋さんが突然倒産される、最近多いんですよ。

大切にされていることは?
お客さんとの約束はどんなことがあっても守る、ということですよね。
例えば、どんな無理な納期を言われても、いったん「やります」と答えたら、その約束は守る。だから信頼もしてもらえると思いますし、仕事も入ってくると思います。多少の無理はしかたないし、「やります」と言った以上約束は守るということです。
一人でしていたときは、夜中も印刷機回したり、ということもありましたが、今は4人になり、昼休みはしっかり取れませんが、その分少しでも早く終わらせることに重点をおいています。効率的に集中して仕事をするようにしています。

これからの方向性は?
 事業である以上、利益を追求しなければいけません。だから、同業者と同じ事をしていてもダメなんですね。いろいろ考えていますが、実際は日々の仕事に追われている毎日です。
 例えば、お客さんの要望を「できません」と、簡単に断らず「持ち帰って検討します」という対応をします。難しい仕事でも「こんな方法ではどうですか」という提案をするようにしています。
 また、印刷の技術を自分たちなりに工夫して、新たな提案もすすめています。機械も自分たちでできるものは手作りで作っています。例えば、出産後記念品を進呈する病院がありますが、鏡の面を削って、出生日、ご両親と子どもさんの名前を掘り込んだものを「記念品」として提案する準備をすすめています。
 他にも、Tシャツの印刷、マグネット版の印刷……。アイデアはあるんですが、手作業にならざるを得ない部分もあって、時間もかかりますから、なかなか仕事につながっていないのが現実ですけどね。
 日常の仕事をしつつ、考えたアイデアを具体的な仕事にしていくことですね。

民商との出会いは?
 5年前、一番売上があったのですが、儲けは一番少なかった。その頃が一番しんどかった時期です。今もしんどいことには違いないのですが、やはり税金対策ですよね。
 今も税理士さんにお世話になっていますが、民商の仲間のみなさんと勉強しながらボチボチ、です。
「とにかく難しい話は苦手なんですよ、でも消費税などそんなことも言っていられないしねぇ……」

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